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SONYワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンWF-1000Xは高級感があり遮音性が高い完全ワイヤレスイヤホンでした!
SONYのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンWF-1000Xを実際にしばらく使用してみて、その使用感をレビューしたいと思います。
わたしは、この「SONY WF-1000X」の他にも「Apple AirPods」も使用していますので、両者を実際に使用してみた比較もシェアしたいと思います。
実際にしばらく使用してみた感想は!?
まず、実際にしばらく使用してみた感想をまとめておきます。
結論から言えば「SONY WF-1000X」はとても遮音性が高く、人込みやカフェ、電車や飛行機などの交通機関などで使用するにはぴったりのワイヤレスイヤホンでした。
- とにかく遮音性が高いです。ノイズキャンセリング機能と合わせると、静寂の中音楽を楽しめます。
- 音飛びに関しては、今のところまったく発生していません。Bluetoothによる同期も自動的に行われます。
- 遮音性が高いためか、AirPodsと比較すると音質は良く感じます。左右独立した完全ワイヤレスとは思えません。
- デメリットは電池の持ちが短い(約3時間)です。モバイルバッテリーを持ち歩きこまめに充電すれば少しは解消されます。
- 交通機関での移動(電車・バス・飛行機など)が多い方には(遮音性がとても高いため)、とてもコスパがよいイヤホンだと思います。
開封の儀:外箱を開封していきます!
まずは、外箱を開封していきます。
イヤホン本体と比べると大きめの白い外箱です。表面にはイヤホンの写真が載っています。
この写真ではイヤホン本体はとても大きく見えますが、実物はこれほど大きくなくコンパクトです。(この外箱の写真では、実物のコンパクトさが伝わらず少し残念です…。)
裏面には、イヤホンについての説明が書いてあります。
アップル製品は外箱にはほとんど何も書かれていないシンプルなものであるのに対して、SONY製品はしっかりと文字情報が書かれており、理念の違いを感じます。
外箱を開けると、さっそくイヤホンが現れます。
上から、イヤホン本体、充電ケース、交換用イヤーピースの3点がディスプレイされています。
これらのディスプレイの下にはさらに説明書とUSBケーブル、さらに予備のイヤーピースなどの付属品が収納されていました。USBケーブルは通常のマイクロUSBです。
イヤーピースは大・中・小を全部合わせて6セットもありました。大→水色、中→オレンジ、小→赤と色分けがされていました。
イヤホン本体を詳しくみていきます!
イヤホン本体の詳細をみていきます。
充電ケースは、とても重厚感のある素材とデザインです。
一度ペアリングをしておけば、こちらのケースから取り出すだけで、自動的にBluetoothで接続されます。こちらの充電ケースからイヤホン本体へは2回分の充電が可能です。
充電ケースから本体への充電時間は約1.5時間かかります。充電ケース自体の充電時間は約3時間かかります。
充電ケースはマットな黒色で(おそらく)アルミ製です。SONYのロゴが刻印されており、とても高級感があります。
イヤホン本体です。
左耳には電源ボタンがあります。「WF-1000XL」と「MALAYSIA」の文字が小さく書かれていました。
左右のイヤホンは同じ形をしています。
わたしはほとんど使いませんが、左右の物理ボタンには、再生/一時停止/次の曲の頭出し/電話を受ける、などの機能があります。
艶のある黒色で、とても高級感があります。
艶ありですので、光の状態に応じて様々な表情を見せます。
裏側には、金色の端子があります。充電ケースに入れたとき、こちらの端子から充電されるようです。
SONYの公式サイトやレビュー記事などの写真を見ると、イヤホン本体は大きく見えるかもしれません。しかし、写真では拡大して撮っているだけですので、実際に近くで見てみるととてもコンパクトです。
ゴムがリング状に出っ張っている部分は「フィッティングサポーター」という名前が付けられています。このフィッティングサポーターを耳のくぼみに合わせることで、フィット感が増し走ったりしてもずれにくくなります。
上記画像 公式サイト取扱説明書より引用
質感が良く高級感があるため、常に耳に装着しておきたくなるようなデザインでした。
充電ケースを詳しくみていきます!
付属の充電ケースの詳細をみていきます。
充電ケースはイヤホン本体と比べると大きめのつくりになっています。スマートフォン(iPhone6S)と比べてみると、下の写真のような大きさの関係になっています。
充電ケースは左右のイヤホンが収納できる「くぼみ」があります。「くぼみ」の部分には充電用の金色の端子がみえます。
充電ケースにイヤホン本体を収納すると、充電が開始されます。ランプが赤く光りますので、充電がされていることが分かります。
充電ケースにイヤホンを入れるときは、カチッと音がするまで少し強めに押す必要があります。
充電ケースの裏面です。充電ケースは英語では「Charging case」と呼ぶようですね。スペックなどが書かれています。
充電ケースは、マイクロUSBケーブルから充電できます。
もちろんモバイルバッテリーからも充電ができますので、モバイルバッテリーを持ち歩いていれば電池切れの心配はほとんど無くなります。
わたしが使用しているAnker製のモバイルバッテリーはガジェット類の充電に万能ですのでとてもおすすめできます。
おすすめは、Ankerのモバイルバッテリーです。Ankerのモバイルバッテリーはたくさんの種類がありますが5000mAhと10000mAhの下記製品が最もおすすめです。詳しくは、別記事にレビューしましたのでご覧ください。
Ankerモバイルバッテリー レビュー
ノイズキャンセリング機能について!
「WF-1000X」は、スマートフォンにアプリをダウンロードすることで、アプリ上で様々な設定をすることができます。
下記の「Headphones」というアプリを使用します。
アプリを開くと、イヤホンとBluetoothで簡単に接続できます。
このアプリから電池残量、ノイズキャンセリングモードの切り替え、音楽の切り替えなどができます。
上記画像 SONY公式サイトより引用
ノイズキャンセリングモードをオンにすると、周辺の雑音をかなり軽減することができます。特に、電車の走行音や飛行機のエンジン音などの連続的な低音は、ほとんどゼロになるくらいまで低減できました。
他にも「外音取り込みモード」があり、ノイズキャンセリング機能をオンにしながらも、周囲の音を聞くことができる「ノーマルモード」と人の声のみを聞くことができる「ボイスモード」が用意されており、それもアプリ上で簡単に切り替えることができました。
気になるAirPodsとの比較は!?
わたしは、ワイヤレスイヤホンとしてAirPodsも愛用しています。
今回紹介した「SONYのWF-1000X」と「AirPods」との比較について、実際に使用してみた感想をシェアしたいと思います。
AirPods レビュー
まずは「WF-1000X」と「AirPods」の充電ケースの大きさの比較です。下の写真を見ても分かるとおり、圧倒的に「AirPods」の方がコンパクトです。
「WF-1000X」も十分にコンパクトなのですが、「AirPods」がのコンパクトさにはかないません。
質感は、「AirPods」が艶ありなのに対して、「WF-1000X」はつや消しです。「WF-1000X」は高級感があり、「AirPods」は現代的でカジュアルな印象があります。
充電ケースの蓋を開けた様子です。
わたしの「WF-1000X」は黒色なので、「AirPods」の白色と対照的なデザインです。やはりAirPodsはコンパクトですね。
イヤホン本体の比較です。
「WF-1000X」は全体の長さは短いですが、体積は大き目です。
「AirPods」は長さは長いのですが、スリムですのでよりほっそりとみえます。
実際に使用してみた印象です。
「WF-1000X」はそのノイズキャンセリング機能とイヤーピースの密着感によって、遮音性がとても高いです。「AirPods」は密着感がありませんので、周囲の音はとても良く聞こえます。
この「遮音性」こそが両者の大きな違いだと思いました。
「AirPods」はコンパクトさを、「WF-1000X」は遮音性を追求したイヤホンだといえます。
わたしは、この2つのイヤホンを時と場合によって使い分けています。
遮音性が必要な時(カフェでの勉強、電車や飛行機での移動、仕事に集中したい時)などは「WF-1000X」を使い、手軽に音楽を聴きたい時(徒歩での移動時、自宅での使用)などは「AirPods」を使っています。
気になる価格ですが、それぞれ定価で「AirPods」は16,800円(税別)、「WF-1000X」は24,880 円(税別)となっています。
やはりノイズキャンセリング機能が付いていることや、その性能の高さから「WF-1000X」の方が8,000円近く高くなっています。(Appleは値引きがなく、SONYの実売価格は定価より安いため、実際には8,000円の差はありませんが。)
まとめ:WF-1000Xは高級感があり遮音性が高い完全ワイヤレスイヤホンでした!
・SONY WF-1000Xは、とても高級感があり遮音性が最高のワイヤレスイヤホンでした。
・AirPodsと比べるとコンパクトさには欠けますが、その分遮音性や音のクオリティは高くなっています。
・ノイズキャンセリング機能がついた遮音性の高いイヤホンですので、カフェでの勉強、人込みでの使用、電車や飛行機での移動時の使用に最適です。
・完全ワイヤレスイヤホンでここまでの遮音性が実現されたイヤホンは他にはあまりないのではないでしょうか?左右のイヤホンが完全に独立した完全ワイヤレスイヤホンはとても便利なので、一度使用したら普通のイヤホンに戻れなくなるくらいです。
(※公式サイトには、左右独立型ワイヤレスヘッドホン市場最高クラスのノイズキャンセリング性能があると書かれていました。)
・毎日の通勤に電車を利用したり、頻繁に飛行機での移動をされる方には十分に利用価値があるイヤホンだと思います。