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「スイッチボット」でマンションのオートロックが自動で解錠できるようになりました!宅配やUberEatsが来てもスマホや音声で解錠できます!(SwitchBot/Hub mini)(スマートホーム)
自宅のスマートホーム化を進めています。
最近は、Amazon、楽天の宅配や、Uber Eatsの宅配など、オンラインで注文した商品が自宅に届く機会が多くなってきています。
マンションやアパートに住んでいる方は、宅配が届くたびに部屋のインターホンに向かい、マンション入口のオートロックの解錠ボタンを押さなければなりません。
わたしが住んでいるマンションは、配達員がマンションの入口に来た時に解除して、さらにエレベーターに乗る前に解除して、と複数のセキュリティがあり、そのたびに自分の部屋にあるオートロックの解錠ボタンを押さなければならず、手間に感じていました。
オートロックの解錠ボタンを押す手間を省いて自動化するために、ネットで話題のスイッチボット社(SwitchBot)の「ボット(Bot)」と「ハブミニ(Hub mini)」を導入することにしました。
今回の記事では、オートロックの解錠ボタンを自動化するにあたって必要なアイテムと、どのように自動化させるか、など写真を中心にレビューしていきたいと思います。
部屋のインターホンの解錠ボタンに設置する
オートロックの解錠ボタンの解錠を自動化するために、スイッチボット社(SwitchBot)の「ボット(Bot)」が必要です。「ボット(Bot)」は画期的なアイテムで、アプリのボタンを押すことで、本体に内蔵されたアームが下がり、物理的にボタンが押されます。そのため、部屋にある従来のスイッチ(スマートホームに対応していない単なるスイッチ)をスマート化することができるようになります。
また、スマートスピーカーを通して音声で操作したり、ネット経由で遠隔操作させるために、「ハブミニ(Hub mini)」が必要になります。
これらのアイテムを部屋にあるインターホンに設置することで、オートロックを自動で解錠することができるようになります。
スイッチボット ボット
スイッチボット ハブミニ
スイッチボット スイッチが届きました
Amazonで注文した翌日、スイッチボットの「ボット」が届きました。
「スイッチ・ボタンに触れずいろんな機器が思いのまま」というキャッチコピーがあります。
コンパクトや外箱には、スイッチの使用例やセットアップ方法などが書かれていました。
セットアップもアプリから簡単にできます。
「貼り付けるだけで設置完了(工事不要)」というのがよいですね。
外箱を開けると、ボット本体と付属品が現れました。
ボット本体の他、同梱物としてマウント、3Mの両面テープ、スイッチをオン・オフ切り替えるために使う両面テープ付きのコード(引っ掛けることで、ボタンを押すだけでなく引くこともできるようになります)が入っていました。
スイッチ本体はシンプルで、表面の中央にグレーでSwitchBotのロゴが入っています。
裏面にはあらかじめ3Mの両面テープが貼り付けられていました。上の凹んだ部分にあるアームが下がることで、物理的にボタンが押されます。
スイッチボット スイッチをインターホンに取り付けました
スイッチボット本体を部屋にあるインターホンの解錠ボタンに取り付けてみました。
自宅のインターホンは厚みがあるため、付属のかさ上げマウントを壁に貼り付け、その上にスイッチボットを貼り付けました。同梱の3Mのテープはとても強力です。ボットがスイッチを押した反力で両面テープが剝がれるのではないかと心配でしたが、まったく問題ありませんでした。
設置した状態で、アプリからうまく動作するか試してみましたが、問題なくスイッチボットから解錠ボタンが押せるようになりました。
アプリの設定はイラストがあり、直感的で分かりやすいです。モード設定で、「押すモード」に設定すれば完了です。
わたしの自宅のインターホンは、訪問者がチャイムを押した時、通話ボタンを押さなくても直接解錠ボタンを押せばオートロックが開きます。
インターホンのタイプによっては、通話ボタンを押して通話状態にしてからしか、解錠ボタンを押すことができないタイプもあるため注意が必要です。(その場合はスイッチボットが2台必要になりそうです。)
スイッチボット ミニハブを紹介します
スイッチボットの「ボット」を遠隔操作や音声操作させるには、「ボット(Bot)」の外箱にも記載があるように、別途「ハブミニ(Hub mini)」が必要になります。
わたしは、Google Homeと連動させ、GoogleのスマートスピーカーであるGoogle Nest miniを利用して音声操作をさせたかったため、「ハブミニ(Hub mini)」も同時に購入しました。
「ハブミニ(Hub mini)」があれば、エアコンやテレビなど、赤外線で操作できる機器を、スマホやスマートスピーカーなどを使って遠隔でコントロールできるようになります。
「ハブミニ(Hub mini)」の外箱には、商品の説明が分かりやすく記載されていました。「複数の赤外線リモコンを一つにまとめるスマートリモコン」というキャッチコピーがあります。
下記のイラストが分かりやすいですが、「ハブミニ(Hub mini)」を経由して記事前半で紹介した「ボット(Bot)」を操作したり、テレビやエアコンなど赤外線で操作できる機器をコントロールできるようになります。
セッティングはアプリからでき、とても簡単です。
外箱を開封していきます。
「ハブミニ(Hub mini)」本体の他に同梱物として、取扱説明書、USBケーブル(micro USB-USB TypeA)、3Mの両面テープが入っていました。
「ハブミニ(Hub mini)」本体は真っ白で、表面に「SwitchBot」のロゴが目立たないように彫り込まれていました。
裏面には、microUSB端子があり、壁に固定するための穴が開けられていました。もちろん付属の両面テープでも固定できます。
USBケーブルは付属していますが、電源アダプタは付属していないため、自分でUSB TypeAが利用できる電源アダプタを用意する必要があります。
Amazonでは、「ハブミニ(Hub mini)」をケーブル不要で直接電源に固定できる便利なアイテムがSwitchBot公式から販売されています。(わたしは、電源から少し離れた位置に固定したかったため、ケーブルを利用しており、両面テープを使って壁に固定して利用しています。)
スマートスピーカーと連動できます
自宅をGoogle Nest miniを使ってスマートホーム化しています。「ハブミニ(Hub mini)」をGoogle Homeに連携させることで、音声でインターホンのオン・オフができるようになります。設定はアプリから簡単に行うことができました。
「ボット(Bot)」の端末に「解錠ボタン」という名前を付けましたので、宅配のチャイムがなったら、
「OK, Google、解錠ボタンをオンにして!」
と言えば、「ボット(Bot)」が作動してインターホンを自動で解錠してくれます。
自宅のどこにいても、どんな作業をしていても、インターホンの前に行ってボタンを手で押す必要がなくなり、音声でインターホンの解錠を行えるようになり、とても便利になりました。
もちろん、スマホを持っていればスマホのアプリからもインターホンを解錠することができます。(iPhoneであれば、ショートカットでウィジェットにも解錠ボタンを作成することができるので便利です。)
※Google Nest Miniは、Amazonで買ったマウントを使って壁に固定しています。
Google Nest Mini
Google Nest Mini マウント
鍵がなくてもマンションの外からインターホンを解錠できる
「ハブミニ(Hub mini)」経由でアプリから「ボット(Bot)」を遠隔操作できますので、自宅マンションの入口から、自宅の部屋にある解錠ボタンを押すことができます。
つまり、マンションの入口で部屋の鍵を持っていなくても、自分の部屋番号を押して、すぐにアプリから解錠ボタンを押すことで、オートロックを解除することができるようになります。
「Qrio Lock」などを使って自宅の玄関をスマートロックにしたとき、マンションのオートロックも鍵を使わずに解除したいとき、などに便利になると思います。
まとめ:「スイッチボット スイッチ」でマンションのオートロックを自動で解錠できるようになりました!
「オートロックをスマホや音声で解錠できる」。それだけで、思った以上に生活が便利になりました。
Uber EatsやAmazon、楽天などの宅配は、ほぼ毎日やってきます。毎日行うことをスマート化することで、時間や労力の短縮につながりました。
スイッチボットの「ハブミニ(Hub mini)」があれば、インターホン解錠の自動化だけでなく、同時にテレビやエアコンなどの赤外線リモコンを使う製品のスマート化もできますので、気になる方はぜひお試しください!
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