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超長時間のタイムラプス動画が撮れる「Brinno TLC 200 Pro」を購入してみた!
40日間もの超長時間にわたって、乾電池のみでタイムラプス動画を撮影することのできる「Brinno TLC 200 Pro」を購入して、実際に使用してみましたのでレビューしたいと思います。
この商品を販売している「Brinno社」は台湾のメーカーですが、これまでネット上では日本語のレビューがほとんど見つかりませんでしたので、購入するまでは使用方法や使用感などが分からず少し不安でした。今回の記事では実際に使用してみた感想や使用方法などについてシェアしたいと思います。
「Brinno」のタイムラプスカメラは3種類ありました。
「Brinno」の公式WEBサイトを調べると、タイムラプスカメラとして「TLC200」「TLC200 Pro」「TLC120」の3種類が販売されています。このうち「TLC200」と「TLC200 Pro」は形状や性能がよく似ています。その名の通り「TLC200 Pro」が「TLC200」の上位互換だと思われます。「TLC120」はBluetoothとWiFi機能が付いており、スマホと連動することができるようです。
この3種類のタイムラプスカメラのなかで、わたしは「TLC200 Pro」を購入しました。その理由は下記の通りです。
・電池の持ち(連続撮影時間)を重視!
→「TLC200 Pro」は40日間連続撮影できますが「TLC120」は約20日間しか連続撮影できないようです。長時間(長期間)連続撮影することが目的でしたので「TLC200 Pro」を選択しました。
・画角の広さを重視!
→「TLC200 Pro」の画角は112°、「TLC200 」の画角は59°です。できるだけ広角で広範囲を撮影したかったため、「TLC200 Pro」を選択しました。
・「TLC200 Pro」はHDRに対応!
→「TLC200 」はHDRに対応していませんが「TLC200 Pro」はHDRに対応しています。逆光や暗闇でも撮影可能な「TLC200 Pro」を選択しました。
以上の理由から、特に迷うことなく「TLC200 Pro」を購入するに至りました。
「TLC200 Pro」を開封してみた!
「TLC200 Pro」はAmazonが最安値でしたので、Amazonで購入しました。Amazonでは「並行輸入品」と「日本正規代理店品」が販売されていましたが、わたしは価格の安い「並行輸入品」を購入しました。
プライム便でしたので注文した翌日に、商品が到着しました!
パッケージは下記の写真のようになっています。パッケージの大きさは「10.6mm x 6.4mm x 46mm」とコンパクトでした。iPhoneの箱をひとまわり大きくしたような大きさです。
開封してみます。オレンジ色の取り扱い説明書が2冊同封されていました。
取り扱い説明書を外すと、本体と付属品が収納されています。本体のカメラの下部にある黒い箱に付属品が同封されていました。
こちらがカメラ本体の写真です。レンズにはキャップがされています。プラスチック製で140gの重さです。軽量ですが、安定感があります。
本体の裏面です。液晶画面と操作ボタンがあります。
付属品の入っている黒い箱の中には「TOSHIBAの単3電池4本」「4GBのSDカード」「レンズの背面キャップ」「ドライバー」「ねじ」が同封されていました。
こちらの「ドライバー」と「ねじ」は、レンズのピントを合わせるのに使用します。「TLC 200 Pro」のレンズはマニュアルフォーカスですので、ねじを回して自分で調整する必要があります。(ピント合わせの詳細については後述します。)
カメラを固定するために「CAMVATEのマジックアーム」も購入しました!
「Brinno TLC 200 Pro」を地面に置くのではなく、壁などに固定して使用したかったため、固定するための可動式のアームを探しました。
Amazonで調べたところ「CAMVATEのマジックアーム」がこのカメラを固定するのにぴったりでしたので一緒に購入しました。下記は「CAMVATEのマジックアーム」のパッケージになります。
「CAMVATEのマジックアーム」には多くのパーツがあります。今回は下記の2種類のパーツを組み合わせてみることにしました。パーツの組み合わせによって、自分の思い通りの固定方法を実現することができます。
製品は、重厚感がありとてもしっかりと固定できます。ひとつのパーツが1,000円台と安価なのですが、値段以上に高性能でした。
これらの2つの「CAMVATEのマジックアーム」を組み合わせると、下記のように固定することができます。パイプや壁など、適切な突起物があればどんなものでも固定できそうです!
こちらのマジックアームは、「Brinno TLC 200 Pro」以外にも使用できますので、今後重宝しそうです!
「Brinno TLC 200 Pro」の設定について!
「Brinno TLC 200 Pro」の設定について、いくつか特徴がありましたので列挙していきたいと思います。
・ピント合わせがマニュアル(手動)である。
「Brinno TLC 200 Pro」のレンズは、AF(オートフォーカス)ではなくMF(マニュアルフォーカス)です。よって、撮影ごとに自分でピントを合わせなければなりません。ピントの合わせ方は少し特殊です。レンズ下部にある「ねじ」を緩めることでレンズを回転してピントを合わせます。
カメラの設定で、「フォーカス」というコマンドがあります。このコマンドを使用すれば、液晶画面に拡大された画像が表示されますのでピントが合わせやすくなります。下記は、ピントについての説明書の抜粋です。
・撮影間隔によって、電池の持ちが異なる。
「Brinno TLC 200 Pro」では1秒間隔~24時間間隔まで撮影間隔を自由に変更することができます。1秒間隔で撮影した場合は1日しか電池が持ちませんが、24時間間隔で撮影した場合は45日間電池が持ちます。標準的には5分間隔で撮影すれば、42日間電池が持ちます。
・撮影中は液晶画面が消えるため、撮影されているかどうか分からない。
「Brinno TLC 200 Pro」で少し不安な点は、(バッテリー節約のため)撮影中に液晶画面が消えて何の表示もなくなるため、カメラが本当に作動しているかどうか分からず、少し不安になることです。設定により、撮影するたびにLEDのインジケーターを光らせることができますので、不安な方はこの機能をONにしておくことをおススメします。
・シーン設定はあらかじめ設定しなければならない。
「Brinno TLC 200 Pro」では、「デイライト」「トワイライト」「ナイト」「ムーン」「スター」の5つのシーン設定から選択することができます。これらは、あらかじめ設定しておかなけばならず、撮影途中で変更することができません。
この設定で疑問に思うことは、昼から夜にかけて連続して撮影したい場合は「デイライト」にしてよいのか「ナイト」にしてよいのかよく分からない点です。シーン設定については、説明書には下記のように記載されていました。
「Brinno TLC 200 Pro」でどのような動画が撮れるのか!?
現在「Brinno TLC 200 Pro」でどのような動画が撮れるのか試行錯誤しています。動画が取れ次第、こちらにアップしたいと思います。
公式サイトにも「Brinno TLC 200 Pro」で撮影したタイムラプス動画が掲載されていますので、下記にリンクを貼っておきます。
その他、公式サイトから数多くの動画を見ることができます。
まとめ
・「Brinno TLC 200 Pro」は、40日間もの長期間にわたって、乾電池のみでタイムラプス動画が撮影できます。
・HDRに対応しているため、暗いところでも撮影可能です。星空や夜景も撮影することができます。
・画角がとても広いため、広範囲にわたって記録することができます。
・このようなタイムラプスカメラは他には見当たらなかったため、使用用途によってはとても重宝します。
以上、長期間にわたって撮影可能なタイムラプスカメラ「Brinno TLC 200 Pro」のレビューでした。