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【TOEIC新形式】「おすすめ学習法①」TOEIC対策は、公式問題集から始めよう!

TOEIC対策は、公式問題集から始めよう!

本屋に行くと、TOEICに関する膨大な参考書や問題集が山積みにされています。これだけ多くの参考書や問題集があると、これからTOEICを受けようとしている受験生は、何から手を付けてよいか悩んでしまうでしょう。

TOEIC学習は、TOEIC公式問題集から学習することをおすすめします

TOEICを始めて受験する受験生も、何度も受けたことがある受験生も、得点が低い受験生も、得点が高い受験生も、共通して役に立つ唯一の問題集は、「公式問題集」なのです。

今回の記事では、なぜ公式問題集がそれほどまでに優れているのか、また公式問題集の有効な学習方法についてシェアしたいと思います。

公式問題集を解かずにTOEICを受験する事は「戦に槍を持たずに行くようなもの」であり、TOEICという戦いに挑むなら、絶対に公式問題集を学習しておくことが重要です。

TOEICを学習し始めた時に購入した公式問題集は、学習を進めて高得点を取れるようになってからも十分に使用できますので、コストパフォーマンスもとてもよいと思います。

エラン
TOEICの学習は、「公式問題集に始まり、公式問題集に終わる」といっても過言でないでしょう。

「新形式対応」の公式問題集の紹介!

第210回公開テスト(2016年5月29日実施)よりTOEICの出題形式は変更になりました。新しい出題形式は「新形式」と呼ばれています。

下記は「新形式」対応の公式問題集を新しい書籍から順番に並べたものです。まだ購入されていない方は、新しい順に購入するのがよいでしょう。

エラン
上記の公式問題集は、TOEIC学習を続ける以上ずっと使用できますので、最終的にはすべて購入することをおすすめします。TOEIC学習に関しては、どんな問題集や参考書も公式問題集にはかないません。

公式問題集のナレーターは本番と同じ!

TOEIC公式問題集の大きなメリットのひとつは、公式問題集の音声はTOEIC本番と同じナレーターが担当されているということです。

TOEIC試験のナレーターは、様々な国の方が担当しています。アメリカ英語はもちろん、イギリス英語、カナダ英語、オーストラリア英語などがあります。これらのナレーターにはそれぞれ「アクセント(なまり)」がありますので、事前にどんな発音なのか聞いておくことは試験対策としてとても役に立ちます。

一般的な日本人は中学校以来、主にアメリカ英語を学習してきました。よって、いきなりイギリス英語やオーストラリア英語を聞くととても聞きにくく感じます。

特に、TOEICのナレーターのイギリス人女性の声はアメリカ英語で学んできた日本人にとって、とても聞き取りにくいので評判ですが、公式問題集で学習すれば、あらかじめ対策することができます。

エラン
TOEIC本番の直前に、公式問題集のリスニング音声を聞けば、直前まで試験本番と同じナレーターの声を聞くことができますので、耳慣らしとしてとても有効です。

公式問題集は何度も復習しよう!

TOEIC本番は、問題用紙を持ち帰ることができません。よって、本番の試験をいくらたくさん受けたとしても、記憶に頼って復習しなければならず、詳細まで復習することが非常に困難です。

公式問題集は、TOEICテストを作成している機関であるETSが作成しているテストですので、その問題の質や出題形式は本番のTOEICテストとほぼ同じです。よって、TOEIC公式問題集を復習することは、復習が困難であるTOEIC試験を復習する唯一の方法になります。

また、リスニングに関しては、本番と同じナレーターのリスニングを何度も繰り返し聞くことは、公式問題集だけが可能です。市販されている問題集や参考書がいくら優れてるといえど、本番と同じナレーターの声で練習できるのは公式問題集だけですので、何度も繰り返し聞くことで確実に本番の試験で有利になります。

エラン
公式問題集のリスニングのナレーターの声に慣れるだけでも、リスニングの点数はある程度アップすると思います。

「新形式対応」以外の公式問題集について!

TOEICテストで高得点を取るためには、問題を多く解くことが重要です。

上記の「新形式」の公式問題集を終えた受験生は「旧形式」の公式問題集を解くことをおすすめします。

旧形式は、第210回公開テスト(2016年5月29日実施)以前の試験の形式です。問題形式が変更になったといっても、実はほとんど同じです。ナレーターもほとんど同じ方が担当されています。

具体的には、下記の表のように変更になっています。問題内容の変更というよりも、問題数や選択肢の種類などが変更になっています。大きな骨格は変わっていないと言ってもよいでしょう。

新形式問題導入に伴う問題構成の変更点

よって、「旧形式」の公式問題集は、「新形式」になった現在でも問題なく使用できます。

ただし、「旧形式」の公式問題集は、Vol.1~Vol.6まで発売されています。個人的には「旧形式」の公式問題集の中でも比較的新しい下記の「Vol.5」と「Vol.6」を学習することをおすすめします。(試験形式や問題数が異なりますので、時間配分には注意が必要です。)

市販のTOEIC模擬試験について

書店には、市販のTOEIC模擬試験が数多く売られています。

わたしの考えでは、市販のTOEIC模擬試験に取り組むのは、公式問題集(旧形式vol.5とvol.6を含む)を解き終えてからで十分です。

公式問題集を終えてから、どの市販の模擬試験を解いたらよいのかについては、下記の記事にシェアしましたので参考にして下さい。具体的には、「Hackers(ハッカーズ)」という模擬試験をおすすめしています。

[blogcard url=”https://english-designer.com/2016/11/22/post-781/”]

いままで紹介してきた「公式問題集」だけでもかなりの分量があります。まずは公式問題集の復習を含め、完璧にすることの優先順位が高いです。

わたしの場合は、市販の模擬試験に手を出さず、公式問題集のみでTOEIC900点を超えることができました。TOEIC900点を超えてから、上記に紹介した市販の問題集である「Hackers(ハッカーズ)」をやり始めています。

もちろん、以上は模擬試験に限った話であり、パート別の対策問題集や単語帳などは必要に応じて学習が必要です。

エラン
市販の模擬試験を購入するのは、公式問題集の学習を終えてからで十分です!

まとめ

TOEICの学習は「公式問題集」に始まり「公式問題集」に終わります。

書店に行けば、大量のTOEIC学習本が売られています。まさに玉石混合で、良書もあれば、悪書もあります。その中で確実に役に立ち、誰もが推薦するであろう問題集が「公式問題集」です。

それもそのはずで、TOEICの作成機関であるETSが作成していますので、その再現度は100%です。TOEICを作成する機関がTOEIC対策の問題集を作成していることは、マッチポンプのようなもので、TOEICビジネスの究極にあるのかもしれませんが、TOEICで高得点を取りたいのであれば、それに乗っかるしかありません。

これからTOEICの学習を始めようとする受験生や、TOEIC初心者の受験生は、まずは公式問題集から取り組むことをおすすめします。そうすれば、自分の弱点も見えてきて、今後の対策が取りやすくなります。

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リケログ / エラン理系専門職
理系の大学院卒業後、研究所で専門職として勤務。ビジネスマンとして多くの出張経験とシンガポール駐在経験あり。国際部門に所属し、語学(英語・中国語)を学習・活用中。現在、生活を豊かにするガジェット活用術、海外出張経験を活かした旅行術、効果的な語学の学習方法などをブログで発信しています。英検1級、TOEIC945点、中検2級、HSK6級