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最強のネッククーラーを求めて
危険な暑さを感じるほどの夏にも、熱中症を防ぎながら散歩ができないかと、暑さ対策について調べていたところ、ネッククーラーが最適なのではないかと考えました。
ネッククーラーは、主に、バッテリーの力でペルチェ素子を冷やして冷却するタイプと、ファンを回して冷却するタイプがあります。
ペルチェ素子のネッククーラーといえば、ソニーのREON POCKET 5が有名です。信頼できるソニーが発売しているのだから間違いないだろうと、わたしもソニーのREON POCKET 5を購入しようか迷いましたが、価格が2万5千円以上もして高すぎることや、思ったより冷えなかったというレビューが多くあったことから、購入を断念しました。
ソニー REON POCKET 5
しばらく、ネッククーラーについて調べてみると、「サンコーネッククーラーAir」という商品がネッククーラーとしてのクオリティが高いことを発見しました。レビューや口コミを見ても、おおむね評判がよい商品です。
さらに調べてみると、サンコーはペルチェ素子のネッククーラーの元祖であり、2015年から毎年のようにネッククーラーを改良し続けていることが分かりました。
しかも、「サンコーネッククーラーAir」はペルチェ素子で冷却するタイプとファンで冷却するタイプを切り替えられるW構造の画期的な商品でした。
改良が重ねられた商品で、もしかしたら最強のネッククーラーではないだろうか、と思い「サンコーネッククーラーAir」を購入することに決めました。価格も断然安かったのも決め手でした。
(上記画像:Amazonより引用)
ネッククーラーAir ホワイト
ネッククーラーAir ブラック
ネッククーラーAirが届きました
さっそく「サンコーネッククーラーAir」が届きました。
外箱の表面にはネッククーラーの写真と、「シリーズ累計出荷台数100万台突破」というコメントが書かれていました。100万台とはすごい売れ行きです。
外箱の裏面には、「サンコーネッククーラーAir」の説明が記載されていました。後述しますが、「シーンによって使い分けができる2way」ということがこの商品の特長です。
バッテリーを付け替えることで、冷却プレートだけを使うモードと、冷却プレート+大風量ファンのモードとを使い分けられます。
外箱の側面には、ボタンによって「強・弱・ゆらぎ」の3つのモードに変えられるという説明がありました。
また、手持ちのモバイルバッテリーを使うことで、より長時間の使用が可能であるという説明もありました。
ネッククーラーAirを開封していきます
さっそく開封していきます。
本体や付属品は、プラスチックのパッケージに収められているいました。取扱説明書もあります。
同梱物をすべて取り出して並べてみました。
ネッククーラー本体、スリムバッテリー、ファン付きバッテリー、USB Type-C to Type-Aケーブルがセット内容でした。
ネッククーラーAirを細かく見ていきます
ネッククーラー本体をパッケージから取り出すと、自然にコンパクトな形状に折り畳まれました。とてもコンパクトなので、持ち運びが便利だと思いました。
ネック部分には、バッテリーを取り付けるための溝と端子があります。
シルバーの冷却プレートが両側にあります。このプレートが冷たくなります。首元を冷やすので、身体全体が冷たくなったかのように感じます。
ヘッドホンのように、アームの長さを調節できます。下記はアームを最も短くした場合。
下記はアームを最も伸ばした場合です。
ネッククーラーAirのスリムバッテリーを使用
2種類のバッテリーのうち、「スリムバッテリー」を詳しく見ていきます。この「スリムバッテリー」を取り付けることで、本体の冷却プレートが冷却されます。
バッテリーの表面には「THANKO」と書かれたボタンと、「強・弱・ゆらぎ」モードを表す記号が書かれたLEDランプがありました。
裏面には、バッテリーの端子があります。
「スリムバッテリー」をネッククーラー本体に取り付けてみました。
ぴったりとハマります。スリムバッテリーという名称だけあって、バッテリーを取り付けてもコンパクトです。
強モードで約1時間、弱モードで約2時間、ゆらぎモードで約1時間半、使用できるようです。
バッテリーへの充電は付属のUSBケーブルで行います。
充電中は左から順にLEDが点滅していき、満充電になったら3つ点滅した後、消灯するようです。
ネッククーラーAirのファン付きバッテリーを使用
次に、「ファン付きバッテリー」を詳しく見ていきます
こちらは、バッテリーとファンが一体化していて、このバッテリーを取り付けるとネッククーラー本体にある冷却プレートとファンが同時に動作します。ファン付きバッテリーの表面には、スリムバッテリーと同様のボタンとLEDランプが付いていました。
裏面にはバッテリー端子と、ファンの吸気口と排気口があります。円形のスリットが吸気で、その上部にある縦型のスリットが排気です。シャツの内部の空気を上部に流すような造りになっています。
「ファン付きバッテリー」をネッククーラー本体に取り付けてみました。
こちらもピタッとハマりました。
バッテリー部分の大きさは同じなので、ちょうどスリムバッテリーにファンが取り付いたような大きさになっています。
逆さにして全体像をみると下記のようなスタイルになります。
ファンの部分は、Tシャツやシャツに隠れるので、思ったほど存在感はありません。そもそも今ではネッククーラー本体を使っている人を街中や駅などでたくさん見かけるので、これを付けて歩いていても全く違和感はないでしょう。
わたしは、もっぱら「ファン付きバッテリー」を愛用しています。
ファンだけでは、生ぬるい風が当たるだけかもしれませんが、それにペルチェ素子の冷却プレートが取り付くことで、他の商品にはない強い冷却効果をもたらしていると思います。素晴らしい商品だと思います。
(上記画像:Amazonより引用)
取扱説明書を紹介します
付属の取扱説明書を紹介します。(サンコーの公式サイトでもPDF版が公開されていますので、ぜひ参考にして下さい)
使い方はシンプルで直観的に使えますが、充電方法やよくある質問などは読んでおいた方がよいでしょう。
気になる評価や口コミは?
サンコーの公式サイトには好意的なレビューが多くありました。わたしも、購入した時にレビューと評価を確認してから購入しました。レビューをいくつか抜粋してみます。
ネッククーラーslimにファン付きバッテリー増し買い(サンコー実店舗)しました。 slimはバッテリーのあたりが暖かくなって気になる面もありましたが、airは丁度その部分に風が当たるためそれを解消出来ています。 また、ネッククーラー本体の間を風が抜けるため服などで阻害されることもなく首筋を冷やます。 ペルチェの存在感が低下してるような気もしますが、ペルチェと風で首周り全体フォローできて更に使いやすいアイテムになったと感じます!
今まで使った中で一番冷えます。 特にペルチェ部での廃熱の工夫と新たに付加されたファンの効果は大きいです。 あと、付属のファンが付いたバッテリーのパワーモードがピカイチに冷えます。 今所有しているモバイルバッテリーは容量は多いけど少々古くアンペア数が2.1Aまでしか出ません。弱程度の冷却能力しか出ません。 付属のものは出力が高いけど強だと1時間強しか保たないので、本当に必要な局面だけ使うようにしています。 ・・・新しい高出力のモバイルバッテリーの購入を検討中です。
2017年の二代目ネッククーラーを今でも使っています。 使い方が荒かったからかUSBコネクタが基板から外れたことが有り、 半田をし直しエポキシで固定することで、今でも元気に冷・暖ともに働いてくれます。 その信頼性(コネクタ以外の)から今回新しく購入しました。 小さい・軽い・バッテリ式で、この夏活躍しそうです。 他社の背中に当てる形状の製品も使っていますが、暑いときはこのネッククーラーです。 強いて言えば、二代目にあったような冷却板の布製カバーがあれば良いと思いました。
お手頃価格で首元にもファンがついてより涼しさを感じられるようになりました♪ 冷却プレート部分は以前のモデルよりもズレにくく、さらにプレート部分はカバーを開けて自分で掃除もできるのにびっくり! 従来型ではプレートを固定しているネジが汗をかくと錆びてきて見た目が?…でしたがそのような細かな点も改良されているのがすごいと思います すでに2つめを予備として注文しましたw
まとめ
「サンコーネッククーラーAir」は、最も自分の欲しかった機能が詰め込まれたネッククーラーでした。それは、ペルチェ素子による冷却パッドとファンによる冷却とのW構造になっているという点です。
また、手持ちのモバイルバッテリーによってさらに長時間使用できること(最長4時間半と説明書には記載がありました)、価格が安いこと、などから現時点で最強のネッククーラーだと思っています。
わたしは、「ファン付きバッテリー」を付けて、さらに手持ちのモバイルバッテリーを接続して使用しているため、1~2時間の外出ではバッテリーの心配をせずに使用できています。
温暖化によって、夏の屋外は危険を感じる熱さが続いています。夏を少しでも快適に過ごすためにも、ネッククーラーはとても役に立っています。
ネッククーラーAir ホワイト
ネッククーラーAir ブラック