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沖縄のホテルでダニに刺されて大変な目にあった話
沖縄が好きで、毎月のように沖縄に行っています。
現地で観光をしたり、リモートで仕事をしたり、温暖な気候のもとで平和に過ごしていたのですが、今回はタイトルにあるような大変な目に遭ってしまったので、体験談をシェアしたいと思います。
今後、どのようにホテルでダニ対策をするかについても考察しています。
朝起きると大変なことになっていた
那覇市内の某ホテルに宿泊した翌朝、身体に異変がおこりました。太ももの後ろが何となく痒いな、と思い触ってみると、そこに無数の膨らみがありました。
無理な体勢をしながら鏡で見てみると、大変な事態になっていることに気付きました。両方の太ももからお尻にかけて、30ヶ所以上の虫刺されのような赤くなった膨らみがあります。それに加えて、膝の裏側、二の腕から肘にかけて、合計50ヶ所以上の虫刺されの跡を発見しました。
目覚めてからどんどん痒みが強くなり、虫刺され跡も大きくなり、赤みも増していきます。身体中が痒く熱っぽくなってきました。
市販のステロイド薬を持ち歩いていたので、すぐに塗りましたが、虫刺されの範囲が広すぎて、薬がなくなってしまうほどでした。
すぐに近くの皮膚科に行った
直感的にこれはやばいと思ったので、すぐにインターネットで皮膚科を検索して、近くにある評判のよさそうな皮膚科に行きました。
当日の予定は全てキャンセルです。
皮膚科に着きましたが、朝早すぎてまだ皮膚科はオープンしておらず、最悪な気持ちになりながら、近くのファーストフード店で開院を待ちました。
この時はまだ虫刺されという確信もなく、何かやばい病気だったらどうしようという心配もあり、とても不安な気分でした。
皮膚科で先生に診てもらったところ、おそらくベッドにいるダニからの虫刺されで間違いないだろうという診断で、強めのステロイドの塗り薬と痒み止めの飲み薬を処方してもらいました。
(看護婦さんの前でズボンを下げて、お尻にステロイドの塗り薬を塗られるのは、新鮮な体験でした。)
その後、ホテルに戻りました。
ホテルにクレームをいれた
沖縄に来てからは、このホテル以外のどこにも立ち寄っておらず、沖縄で滞在した場所はこのホテルだけです。
間違いなくホテルのベッドにダニがいると確信していたため、ホテルにそのことを伝えました。
その結果、部屋は交換してもらいましたが、それ以上の補償などはありませんでした。今となれば、もう少し交渉すればよかったと思うのですが、その時は痒みと不安で、ホテルと戦う余裕はありませんでした。
ホテルの言い分は、申し訳そうにしながらも、「このホテルのベットにダニがいるかどうか証拠がなく、他の場所で刺された可能性もある。」ということでした。
「それなら、試しにこのベッドでひと晩寝てみて下さい。」と今なら言いたくなりますが、その時は身体を50ヶ所以上も刺された衰弱状態で、争う気力もありませんでした。
ただ、ホテル側も悪いと思ったのか、変更になった部屋は元々の部屋よりかなり広い部屋にアップグレードされていました。
ちなみに、ホテルをチェックアウトする際に、今回の宿泊でダニに刺されたことを再度報告し、「他の宿泊客で今までこのようにダニに刺された被害はあったか?」と尋ねました。ホテルの担当者はかなり濁した言い方をしていましたが、「因果関係は証明されていないがいままで何度かあった。」と言いました。
これで、自分のダニによる被害もこのホテルのベッドにいるダニによるものであることを確信しました。
その後の予定をすべてキャンセル
沖縄には5泊の予定で、あと4日間の沖縄滞在が残っています。
ひとつ刺されただけでも蚊に刺された痒みの十倍はあるであろう痒みの強さがあり、それが50か所にも及んでいるというひどい状況で、痒みに耐える以外何もできず、結果的にすべての予定をキャンセルしました。
その時にYouTuberのはじめしゃちょーの動画を見つけましたが、まさにこれと同じような状況になっていました。
沖縄で何もせず5日後に飛行機に乗り、東京に帰りました。その時も症状は何も変わらず、痒み止めを飲んで、痒みを我慢しながら搭乗しました。
完治するまで1ヶ月以上かかった
結局、すべての虫刺されの跡が治るまで一ヶ月以上かかりました。だいたい5日〜1週間で虫刺されの赤みがピークになり、その後、薬を飲まなくても痒みに耐えられるくらいになって、ゆっくりと跡が薄くなって消えていきました。
幸い、長袖の季節だったので虫刺されの部分は露出しなくてもよかったのですが、これがスカートを履いた学生や半ズボンを履いた学生だったら目立つので大変です。もしも修学旅行生だったら、日程もこなせずひどい目にあっていたと思います。
今後の対策
シンガポールに住んでいた時、同じようにダニ(ベットバク)に刺されて、大変な目にあったことがあります。今回は、それよりも刺された部分が広範囲で症状もひどかったですが。
おそらく、自分はダニに刺されやすい体質、もしくはダニに刺された後にアレルギー反応が出やすい体質なのだと思います。
よって今後は、暖かい地域のホテルに泊まる時には下記の対策をする事に決め、実行しています。
<ホテルでのダニ対策>
1. 清潔なホテルに泊まる
不潔そうなホテル、清掃が行き届いていないホテルには泊まらない事に決めました。例えキャンセル料がかかっても、現地で実際に見て、このホテルはダメそうだと思ったらその場でキャンセルして、別のホテルを取り直すことにします。
ただ、今回ダニに刺されたホテルはとても清潔感があり、一見するとダニがいるとは思えないようなホテルでしたので、見た目で判断するのは難しいとは思います。
2.ダニ対策スプレーをする
薬品による対策です。
南国のホテルに泊まる際には、チェックインした時に、ベッドにダニスプレーをする事にしました。日本であれば、スーツケースに入れておきます。海外であれば、現地のスーパーや薬局で調達します。私は、「ダニアーススプレー」を持ち歩くことにしました。
また、寝る前に虫よけスプレーを身体(特に刺されやすそうな脚、お腹、腕)に吹きかけるようにしました。身体への刺激が少なく効果が高そうな「アース サラテクト」を選びました。
上の写真は、わたしが実際に持ち歩いている「ダニアーススプレー」と「アース サラテクト」ですが、これらの対策をするようになってから、今のところは同じようなダニによる被害を受けていません。
3.シーツにアイロンをかける
熱による対策です。
ダニの弱点のひとつが「熱」です。布団乾燥機をするのがいちばんよいのですが、さすがに大きすぎて旅行に持って行けません。
そこで、ベッドのシーツにアイロンをかけることにしています。アイロンはほとんどのホテルに常備されています。これで、少なくとも表面近くにいるダニは倒せるはずです。(ダニが布団の奥に隠れる可能性があるので、100%有効ではありませんができることはすべて試します。)
もし、ホテルで布団乾燥機の貸し出しがあるなら借りるのがいちばんよいでしょう。
4.市販のステロイド塗り薬は常に持ち歩く
わたしは、旅行に市販のステロイド塗り薬を持ち歩いていたため、ダニに刺された後、すぐに対応することができました。
幸い、那覇市のホテルだったため、皮膚科が近くにありましたが、海外や田舎のホテルではすぐに病院にはアクセスできません。
ダニに刺されて皮膚科にいっても、結局ステロイド塗り薬と痒み止めくらいしか処方されませんでしたので、お守りとして自分で持ち歩くのは大切だと思います。
(処方されるステロイドの方が強力なこと、もしかしたらダニ刺され以外の可能性もある事から、市販薬を持っていても皮膚科には絶対に行った方がよいと思います。)
5.「ダニ捕りロボ」
ネットで「ダニ対策」と検索すると必ず上位に表示され、おびき寄せて乾燥させる捕獲用マット「ダニ捕りロボ」が気になっています。長期でホテルに泊まる場合は、かなり期待ができそうです。
ダニ対策でできる対策はすべてやりたいので、今後長期滞在する時には使用してみたいと思っています。公式サイトにある動画を見ると、大量のダニが捕獲されている姿がみれて驚きました。
公式サイト
6.「COCOON インセクトシールド サファリ トラベルシーツ」
コクーンのインセクトシールド サファリ トラベルシーツ コットンを購入しました。
その名の通り、防虫の寝袋です。物理的に虫を遮断するだけでなく、繊維に虫よけの加工がされているということです。トコジラミは大きさが大きいので遮断できるのではないかと期待しています。ダニは防げるのか不明ですが、安心感はかなり増しました。使っていて特に寝ずらいと感じることはありませんでした。
私が購入したコットン素材の他にも、少し高価なシルク素材のものも売っていました。
7.着る虫除け
寝る時に着る虫除けのパジャマがないかと探していたところ、楽天で「着る虫除け」という商品を見つけ、すぐに購入しました。
スパッツとアームカバーがあり、効果がありそうです。
私はあのダニなのかトコジラミなのか分からないですが、体中にできた大量の発疹の恐怖を味わってから完全にトラウマになりました。もともと旅行が大好きだったのに、ホテルに泊まるたびに常に虫刺されの不安が付きまとうようになってしまいました。
その結果、たとえ運悪く部屋にダニやトコジラミがいたとしても刺されないように、考えられる対策をすべて試したいと実行しています。(この記事を書いている時も当時を思い出して体が痒くなりました…)
まとめ
暖かい南の島は魅力的で大好きなのですが、東京で生活していてはかからないような病気になったり、虫に刺されたりと、大変な目に遭うことも多いです。
正直なところ、今回のような虫による被害は、いわば自然による被害ということで、避けようがありません。運が悪かったとしか言いようがありません。この教訓を活かして、被害にあう確率を限りなく下げるようなできる限りの対策をして、快適に旅行を楽しみたいと思います!
ダニ被害体験談 募集中!
ホテルで同じようにダニやベッドバグの被害にあわれた方がいらっしゃいましたら、どのホテルだったのか、どんな状況で、どのような症状がでたのか等の体験談を教えて下さい。下記のフォームからご入力をお願い致します。今後も快適な沖縄旅行を続けたいので、できる限りの対策をするために個人的に興味があります。
もし、この記事に体験談として掲載して欲しい方がいましたらその旨をお伝え下さい。もちろん、宿泊先名や個人情報などは匿名とさせて頂きます。(メールアドレスは適当で構いません。情報は絶対に漏洩させることはありません)
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