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真っ白なモニターヘッドホン「ATH-M50x (ホワイト)」をレビューします!
オーディオテクニカのモニターヘッドホン「ATH-M50x (ホワイト)」を購入しました。
モニターヘッドホンを購入するにあたって、下記の条件を考慮しました。
モニターヘッドホンに求めた条件
- 世界中で定番であること
- 高価すぎない
- 色はホワイト
結果、「ATH-M50x (ホワイト)」が完璧にこれらの条件を満たすモニターヘッドホンでした。
日本だけでなく世界中で定番となっており、合計250万本を超える販売実績があるヘッドホンです。後述しますが、レビューは世界中から高評価が寄せられていました。時代を超えてスタジオエンジニアから愛用されているということで、とても信頼ができます。
(上記画像:audio-technica公式サイトより引用)
文章では伝えきれない音質に関しては、公式サイトには下記のように書かれています。
モニターヘッドホンならではの広帯域でフラットな特性で解像度の高いモニタリングを実現。DJやトラックメイカーにもおすすめです。高耐久性を実現する新採用のイヤパッド、ヘッドパッド素材と、遮音性を高める楕円形状のイヤカップを採用し長時間使用でも快適なモニタリング。
(audio-technica公式サイトより引用)
後で知りましたが、YOASOBIのAyaseさんも全く同じホワイトの「ATH-M50x」を使用していたという情報を見つけました。
信じられるか…?これが紅白にも出てYouTube2億回再生達成した楽曲の制作環境なんだぜ…? pic.twitter.com/Yw4n56TKQy
— 店長P@作編曲家ギタリスト (@Tencyou_P) January 10, 2021
また、Taylor Swift (テイラー・スウィフト)も「ATH-M50x」を使用してレコーディングしている動画が公開されていました。
まさに、有名アーティストを含め世界中のレコーディングエンジニアから定番として使われているモニターヘッドホンといえます。
「ATH-M50x」を購入するまでに…
モニターヘッドホンの定番といえば、「SONY MDR-CD900ST」が有名です。評判もよく、価格も手ごろなののですが、色がブラックのモデルしかなかったので、今回は諦めました。
今後、音の比較のためにサブヘッドホンとして購入したいと思っています。
SONY MDR-CD900ST
今回の記事では、実際に「ATH-M50x (ホワイト)」を購入して使ってみた感想を、(音質を伝えるのは難しいので)写真中心にレビューしていきます。
ATH-M50x
ホワイトモデル
ブラックモデル
「ATH-M50x (White)」が届きました
Amazonで購入した翌日、さっそく「ATH-M50x (White)」が届きました。外箱の表面や横面には、モニターヘッドホン本体の写真が記載されていました。
外箱の背面や底面には同梱物の写真やスペックなどが各言語で書かれていました。
「ATH-M50x (White)」を開封していきます
外箱を開封していきます。「audio-technica」のロゴが現れました。
さらに開封を進めると、モニターヘッドホン本体が現れました。
同梱物をすべて取り出して並べてみました。ヘッドホン本体、ポーチ、3種類のコード、取扱説明書が同梱されていました。
想像以上に真っ白で、かっこいいデザインのヘッドホンです。
真っ白な持ち運び用のポーチです。
3本のコードが紙に包まれて付属していました。状況によって使い分けられるので便利です。コードも本体と合わせて真っ白なのがとてもよいです。
1つ目のコードは、「カールコード(着脱式):片出し1.2m」
わたしは、このコードを常用することにしました。
2つ目のコードは「ストレートコード(着脱式):片出し3.0m」
3つ目のコードは「ストレートコード(着脱式):片出し1.2m」
下記は公式サイトからの引用ですが、3本の選べる脱着コードに加え、「φ6.3mmステレオ変換プラグアダプター」も付属しています。
(上記画像:audio-technica公式サイトより引用)
取扱説明書です。ヘッドホンの折り畳み方や付属コードの種類などについて詳しく説明されていました。
「ATH-M50x (White)」を詳しく見ていきます
「ATH-M50x」の詳細を詳しく見ていきます。
ヘッドバンドには、「audio-technica」のロゴが大きく印刷されています。
ハウジング部分にも「audio-technica」のロゴマークが彫られています。
左側のハウジング部分にコネクタージャックがあります。
ジョイント部分に「ATH-M50x」と彫られていました。
スライダーでヘッドバンドの長さが調節できます。
イヤパッドはフカフカで装着感はとてもよいです。長時間付けていても耳が疲れませんでした。遮音性はかなり高いです。
ジョイントを回転させることで、コンパクトにすることができ、収納や持ち運びに便利です。
コネクタージャックにコードを挿す時、コードが抜けないようにロックさせる仕組みがありました。
コードを挿して回転させることでロックされます。不注意で抜けてしまわないために、プロフェッショナルのエンジニアには必須の機能だと思います。
ヘッドホンスタンドも購入しました
常にモニターヘッドホンをデスクに置いて使えるように、ヘッドホンスタンドも購入しました。
Amazonで探したところ、とても安価でシンプルなヘッドホンスタンドを見つけました。
まさに、「ATH-M50x (ホワイト)」のデザインや色味にマッチしたスタンドで気に入っています。
ヘッドホンスタンド
「ATH-M50x (White)」をデスクに設置しました
ヘッドホンスタンドに載せ、デスクに置いて日常的に使っています。
乱雑になりがちなコードですが、コードがホワイトであること、カールコードの形状が美しいこと、などから、コードを繋いだ状態でもデスク周りがかっこよく見えます。
「SONY WH-1000XM3」との比較
「SONY WH-1000XM3」はBluetoothノイズキャンセリングヘッドホンなので、単純に比較はできませんが、私が愛用している「SONY WH-1000XM3」と大きさや質感を比較してみました。
「ATH-M50x」の方がサイズが大きいです。「ATH-M50x」のイヤーパッドがフカフカしていて快適に感じます。「ATH-M50x」の方がイヤーパッドの遮音性は高いです。「ATH-M50x」を手に入れるまでは「SONY WH-1000XM3」も白っぽい色だと思っていましたが、比べてみると「ATH-M50x」の真っ白さが際立ちます。
外出時はノイズキャンセリングヘッドホンの「SONY WH-1000XM3」、自宅ではモニターヘッドホンの「ATH-M50x」を据え置きとして使い分けていきます。
気になる評価や口コミは?
Amazonでは好意的なレビューが多くあり、★4.6の高評価で、世界中から32,500 件を超えるレビュー数があります。わたしも、Amazonで購入した時に、このレビュー数と高い評価を確認してから購入しました。
Amazonでの評価をいくつか抜粋してみます。
頭の圧迫感があまりなく、長時間作業が出来ます(人による)。また中音域のバランスはとてもいいと感じた。低音ははっきりと存在感があり、力強く感じました。購入してよかったです。
購入当初の感想は「分離感と解像度は良いけど迫力にかけるので、映画や音楽視聴にモニター用ヘッドホンを買ったのは失敗したかな」と思いましたが、20時間ほどエイジングを行いイコライザー設定で化けました。この値段帯では最高のヘッドホンだと思います。
モニターヘッドホンなので飾り気のない音がします。さほど音質にこだわりはない方ですが、ドンシャリなど過剰に強調した音が苦手なので買ってよかったです。コードまで真っ白なので白系デスクにピッタリです!
他にも世界各国からたくさんのレビューがありますので、気になる方はぜひご覧ください。(→Amazon公式サイトで評価をみる)
まとめ
「ATH-M50x」はデザイン、価格、音質も完璧でとても気に入っています。
何よりも、世界中のエンジニアから定番のモニターヘッドホンとして認められているため、とても信頼できます。モニターヘッドホンとしては、これ以上ない商品だと思っています。
テクニカルデータ
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | φ45mm、CCAWボイスコイル |
出力音圧レベル | 99dB/mW |
再生周波数帯域 | 15~28,000Hz |
最大入力 | 1,600mW |
インピーダンス | 38Ω |
質量(コード除く) | 285g |
プラグ | φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ |
コード | OFCリッツ線1.2mカールコード(伸長時約3m) 、OFCリッツ線3.0mストレートコード、OFCリッツ線1.2mストレートコード |
ATH-M50x
ホワイトモデル
ブラックモデル
ヘッドホンスタンド