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DCカプラーを購入した理由
前回の記事でもお伝えしましたが、私は、SONYのコンパクトデジタルカメラ「ZV-1」を、パソコンのモニターの上に固定して、テレビ会議のWEBカメラとして使っています。
カメラ用のファンを付けることで熱暴走はしないようになりましたが、「SONY ZV-1」をさらにWEBカメラとして最適化しようと試みました。
それは、デジカメをコンセントにつないで直接給電できるようにする「DCカプラ(ダミーバッテリー)」というアクセサリーを使うことです。
AmazonのレビューやZV-1の公式サイトにも書かれていますが、ZV-1をUSB給電したとしても、本体のバッテリーを消耗するらしいです。
そのため、「SONY ZV-1」をUSB給電で長時間使用すると、バッテリーが無くなり電源が切れてしまうことがあるようです。また、USB給電では通常のバッテリー使用よりも温度が上昇します。
・ACアダプターなどと接続して使用していても、ご使用の条件によっては、補助的にバッテリーの電源を使用する場合があります。
・USB給電中は、本体内の温度上昇により連続動画撮影時間が短くなることがあります。
(SONY ZV-1 公式サイトより引用)
その問題を解決するために、「SONY ZV-1」をコンセントにつないで直接給電できるようにする「DCカプラ(ダミーバッテリー)」というアクセサリーを使うことにしました。
後述しますが、「SONY ZV-1」にDCカプラを付けると、バッテリーのフタが干渉して三脚に固定できなくなります。DCカプラを取り付けるとバッテリーのフタが閉じられないので、フタを開けっぱなしにしなければならないからです。
それを解決するために、「ZV-1用ベースプレート」も同時に使いました。
今回の記事では、実際に「DCカプラ(ダミーバッテリー)」と「ZV-1用ベースプレート」を購入して使ってみた感想を、写真中心にレビューしていきます。
SONY ZV-1用 DCカプラ(HCJYC)
ZV-1用ベースプレート(Andoer)
SONY ZV-1用 DCカプラが届きました
Amazonで購入した翌日、さっそく「SONY ZV-1用 DCカプラ」が届きました。「HCJYC」という中華製のブランドのようです。簡易的な半透明のパッケージに梱包されていました。
同梱物をすべて取り出して並べてみました。
こちらがDCカプラ本体です。バッテリー形状をした部分をZV-1に差し込みます。
USB-Aタイプのケーブルです。
日本語の取り扱い説明書が付属していました。日本語の翻訳が少しおかしいですが、イラストもあるので意味は十分に理解できました。
SONY ZV-1用 ベースプレートも届きました
次に、「SONY ZV-1用 ベースプレート」も届きました。Amazonには「Andoer」というブランド名が書かれていましたが、外箱には「UURig」という名称があります。
同梱物を取り出して並べてみました。
ベースプレート本体です。
専用のプラスドライバーが付属していました。(ネジは通常のプラスネジなので、この専用ドライバーがなくても問題ありません)
SONY ZV-1用 ベースプレートを詳しく見ていきます
「UU Rig」という名称のベースプレートを詳しく見ていきます。
カメラ側には、三脚ネジがありカメラに固定できます。写真右側の空いた部分は、バッテリーやSDカードのフタをマウントに干渉せずに開閉できるための穴です。
裏面には、9個の三脚ネジ穴があります。これのネジ穴によって、カメラを三脚に固定しても干渉せずにカメラのフタを開けっぱなしにすることができます。(詳しくは後述します)
再度にはR054というプリントがありました。
9個の三脚ネジ穴は、このベースプレートの最も重要な部分です。
前面には「UURig」という赤色のサインがありました。
SONY ZV-1と大きさを比較すると下のようなサイズ感になります。
SONY ZV-1用 ベースプレートを装着しました
SONY ZV-1にベースプレートを装着しました。
ベースプレートに付いていたプラスネジを、ZV-1の三脚穴に固定するだけです。
ZV-1のデザインに合わせて、ぴったりと収まりました。
SONY ZV-1用 DCカプラを取り付けました
このベースプレートをカメラに取り付けることで、ZV-1をカメラの三脚に取り付けたまま、バッテリーのフタを開閉できるようになりました。
SONY ZV-1用 DCカプラを取り付けていきます。
まずは、使用していた通常のバッテリーを外していきます。
そして、DCカプラ(ダミーバッテリー)を差し込みます。
大きさは通常のバッテリーと全く同じなので、ぴったりと入り、カチッとツメによって固定されました。
こちらが完成形です
こちらが「DCカプラ(ダミーバッテリー)」と「ベースプレート」を装着した完成形です。わたしは、三脚に固定するために「アルカスイス規格」のクイックシューを使用していますが、バッテリーのフタを開けたままでも問題なく取り付けられました。
記事の最初でもお伝えしましたが、「DCカプラ(ダミーバッテリー)」を取り付けると、フタを閉めることができないので、フタを開けっぱなしにしたまま、三脚に固定する必要があるのです。
この状態で、パソコンのモニター上部の三脚に固定することができました。バッテリーが無くなる問題を解決して、長時間、WEBカメラとしての使用が可能になりました!
ちなみに、わたしはモニターのすぐ真上に「SONY ZV-1」を固定するために、Small Rigのマジックアームを使用しています。モニター廻りがとてもすっきりするのでおすすめです。
気になる評価や口コミは?
Amazonでは好意的なレビューが多くありました。わたしも、購入した時にレビューと評価を確認してから購入しました。Amazonでの評価をいくつか抜粋してみます。
DCカプラについての口コミ
SONY ZV-1がアップデートでvlog camとしてだけでなくウェブカメラとして使えるようになりました。
ところがZV-1のUSBストリーミング機能はPCからの電源供給があっても本体のバッテリーを消耗するらしく、2時間半を超えるような長い会議や呑み会では途中で落ちてしまいます。この商品を使えば、バッテリー切れの心配なく長時間のリモート会合に対応できて便利です。
動画配信のため手持ちのrx100を使いたく、当商品を購入しました。まだ数回しか使用していませんが、一回の配信で10時間弱駆動しっぱなし、問題なく使えています。
他にもレビューがありますので、気になる方はぜひご覧ください。(→Amazon公式サイトで評価をみる)
ベースプレートについての口コミ
ピッタリフィットして使いやすく、装着用の工具も入っていました。
やはり一番のメリットはバッテリーとメモリーカードの出し入れが容易になったこと。また、個人的にはグリップは不要だったのでその点も良かったです。zv-1にピッタリとフィットするし見栄えも悪くありません。色々な場所にネジ穴があって便利だと思いました。それは想定外。ただ、付属していたものが何であるのかが不明。初めはドライバーかと思ったのですが違いました。どなたが教えて下さいませんか?
他にもレビューがありますので、気になる方はぜひご覧ください。(→Amazon公式サイトで評価をみる)
まとめ
「SONY ZV-1」をWEBカメラとして使用するための最高の環境が整いました。
この状態で、長時間WEBカメラとして使用してみましたが、今のところ全く問題なく使えています。通常のWEBカメラよりも「ZV-1」は高画質なので、とても満足しています。
以前紹介したカメラ用冷却ファンと合わせて使うことで、さらに安定した運用ができています。
同じように自宅でWEBカメラとしてコンパクトデジタルカメラを使っている方におすすめできます!
AUlanzi CA25「カメラ用冷却ファン」
SONY ZV-1用 DCカプラ(HCJYC)
ZV-1用ベースプレート(Andoer)