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【TOEIC新形式】「おすすめ学習法④」最も配点が高いPart3とPart4の学習方法について!

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最も配点が高いPart3とPart4の学習方法について!

第210回公開テスト(2016年5月29日実施)よりTOEICの出題形式は変更になりました。

「新形式」になってから、全体的に難易度が上がったと言われていますが、このPart3とPart4に関しては、特に難易度が上がったという印象は受けません。

それはわたしが感じるだけでなく、TOEICerと呼ばれるTOEIC満点講師たちのブログやTwitterを読んでいても、Part3とPart4については、難易度の変更は無いと考えている方が多いようです。

ただし、Part3とPart4は「新形式」になってから、下記のように問題形式に変更がありました。

<Part3>

・問題数が30問から39問へと増加。

・話者が3人の問題が出題。(今までは最大2人だった。)

<Part3,4共通>

・会話と同時にイラストを見て回答する問題が出題

以上の変更によって難易度が上がったとは感じませんが、話者が3人になる問題は少し混乱しますので、それについてはが対策が必要でしょう。

エラン
TOEICのリスニングパートの大部分を占めるのがこのPart3とPart4です。このパートを確実に得点源にすることで、全体の点数が飛躍的にアップします。ぜひ、このパートを得意分野にしましょう!

TOEICテストの「Part3、Part4」とは?

TOEICの公式サイトにはPart3,4について下記のような説明があります。Part3は2人または3人による会話問題、Part4は話者1人による説明文問題です。

<Part3>

会話問題 39問

2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。

<Part4>

説明文問題 30問

アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。

Part3とPart4との違いは、話者が複数の会話形式なのか、話者がひとりのトーク形式なのかです。

よく、Part3の会話問題とPart4の説明文の問題とで、どちらの方が難易度が高いのかが話題になります。Part3とPart4のどちらを難しく感じるかは人それぞれです。

わたしは、Part3の方が得意で解きやすいです。話者が2人いる方が、ストーリーの展開が分かりやすいためです。Part4は、話者がひとりでどんどん話が進んでいくために、ストーリーを追いきれないことがあります。

下記に紹介するTOEICの満点講師のTOEICの解き方の書籍などを読んでいても、人によってPart3が好きな人もいれが、Part4が好きな人もいます。よって、どちらが難しいというわけではありませんので、両者とも自分に合った対策が必要でしょう。

エラン
TOEIC900点を取れるようになってから、Part3、Part4の苦手意識はなくなりました。問題を多く解いて、形式に慣れてくるとPart3とPart4は得点源になります。今では短文の会話形式であるPart2の方が苦手です…。

「Part3、Part4」対策の問題集は?

Part3とPart4はTOEICの各パートの中で最も苦手意識を持っている受験生が多いのではないでしょうか?

そのため、書店に行くとPart3とPart4対策の書籍が大量に並んでいます。今回の記事では、その大量にある対策本の中から、自分が実際にやってみて信頼できると思った書籍をシェアしたいと思います。

対策本はあれだけ大量にありますが、わたしが信頼している問題集は、下記の3冊しかありません。基本的には、下記の3冊の問題集と公式問題集を解くことで900点までは対応できると思います。

エラン
実際にわたしも公式問題集と下記の3冊の問題集を解くことでPart3とPart4は得意パートになりました。

TOEIC(R)テスト 究極のゼミ Part 3 & 4

有名な「究極のゼミ」シリーズのPart3とPart4対策の参考書・問題集です。

他のパートについてもこの「究極のゼミ」シリーズの対策本をおすすめしましたが、やはりPart3とPart4においても飛びぬけてクオリティが高いです。TOEIC受験生は必須の参考書・問題集といってもよいでしょう。

こちらの究極のゼミは、基本的には参考書と問題集が合わさったような形式になっています。下記で特徴を列挙しましたが、講義形式でとても読みやすい参考書の部分とそれに付随する問題集の部分が合わさっています。

この書籍の特徴として、下記のような特徴があります。

・問題集の構成として、問題をいくつかのパターンに体系化されていますので、様々な問題に対して、問題を頭の中で整理することができます。

・正解・不正解の理由がかなり細かく解説されていますので、初級者の方でも「問題のポイント」を容易に理解する事ができます。

・TOEIC講師と受講生が対話しながら問題に取り組むコーナーがあり、授業を聞いているように解説を聞くことができ、非常に分かりやすいです。

新TOEIC TEST パート3・4 特急実力養成ドリル

こちらも有名な「特急シリーズ」のPart3とPart4対策の問題集です。著者は、TOEICで満点を取り続けているTOEIC界でとても有名な神崎正哉先生です。TOEICを毎回受験されて、すべて満点を取得されている著者ですので、問題形式を知り尽くしています。

TOEICを知り尽くした著者だけあって、内容も忠実で解いていてとても安心感があります。

この問題集の特徴として、下記のような特徴があります。

・書籍の大きさが新書サイズなので、とても持ち運びしやすく隙間時間に学習ができます。

・リーディングの問題ですが、音声がダウンロードできるため、TOEICだけでなく英語全般の総合的な学習になります。

・著者がTOEICを毎回受験しているため、問題に精通しており、最新の出題傾向を反映した問題が豊富です。

・難易度が高い問題も多いため、高得点を目指す受験生にも対応しています。

エラン
結局、どのパートでも「究極のゼミシリーズ」と「特急シリーズ」をおすすめしていますね笑。やはり良質な対策本はをつくる出版社は限られてくるのだと思います。

わたしの「Part3、Part4」の解き方

「先読み」をするか、しないか?

Part3とPart4の解き方として「先読み」をするか、しないかという解き方の違いがあります。

「先読み」とは、前の問題を素早く解き終え、前の設問が流れている間に次の設問を予め読んでおくことです。一般的に、Part3,4で高得点を上げるには、「先読み」をして、リズムよく回答していくことが重要だと言われています。

TOEICerと呼ばれるTOEIC満点講師の方々の中にも、先読みをする方としない方がいるようです。

先ほど紹介した「新TOEIC TEST パート3・4 特急実力養成ドリル」の著者である神崎正哉先生は先読みをしないようです。このことから、先読みをしても、先読みをしなくても、満点は取れるようです。

しかし、個人的には一般の受験生が高得点を取るためには先読みはとても重要だと思っています。

わたしの解き方

わたしはPart3とPart4を解くとき、必ず先読みをします。先読みをかなり重要視しているため、先読みしなければ、かなり点数は下がってしまうと思います。

わたしのPart3とPart4の解き方として、「説明(ディレクション)」が流れているときに、1題目の設問を3つ、設問の文章と選択肢を含めて全て読みます。速読が要求されます。

そして、1題目の問題文が流れている最中に、3つの設問に解答していきます。

耳では問題を聞きながら、手では問題を解答していくということです。これを行うには、2つの事を同時に処理する能力が必要だと思いますが、一般的にPart3とPart4で高得点を取る方はこのような解き方をしている方が多いと思います。

先読みのリズムが崩れた時、(つまり、前の問題の回答に時間がかかりすぎて、前の問題の設問が読み上げられている時に、次の問題の設問が読み切れない場合)は、前の問題を回答することをあきらめてでも、次の問題の「先読み」の方を重視します。

その理由は、前の問題に時間がかかっているという事は、前の問題に自信が無いため、このまま回答を続けても間違える可能性が高い、それならば次の問題の質問と選択肢を3問を先読みして、確実に正解したほうがよい。という考えからです。

わたしは、先読みをする際に、設問(選択肢含む)を全て読みます。もちろん、時間が非常に限られているため、全部を読めない時もありますが、高速で全部を読むように心がけています。

ここでいう「全部を読む」というのは、先読みをして設問の全てを完全に記憶する、というのではなく、「なんとなく」どんな設問があるのか頭の中に軽くインプットする、といった感じです。「速読」の手法に近いのかもしれません。「読む」のではなく、全体を「見る」感じです。

エラン
問題文を聞きながら解答するということは、一見難しそうに聞こえますが、問題を多く解いて試験形式に慣れていけば、誰でも自然にできるようになります。

言い換え問題を攻略しよう

言い換え問題とは、問題文では「XX」と言われていた単語が、設問では「YY」と呼ばれることです。

このタイプの問題はPart3とPart4に非常に多く出題されます。具体的には、問題文では「submit(提出する)」という単語が、設問では「hand in(提出する)」という同義の単語に置き換えられていることを言います。

この「言い換え問題」は、その単語が何に言い換えられるのかをあらかじめ知っていないと、回答出来ない問題がほとんどですので、事前の対策が必要です。

上記に紹介した問題集や公式問題集でも「言い換え問題」を考慮しており、十分に演習できますが、下記の書籍は言い換え問題に特化して整理されており、パラパラめくるだけでも非常に参考になりました。

エラン
Part3とPart4に限らず、リーディングパートであるPart7にも言い換え問題は頻出します。どんな単語が、どのように言い換えられるか日頃から対策しておくことが重要です。

とにかく、問題を多く解こう!

Part3とPart4の対策は、とにかく問題を多く解くことに尽きます。

「公式問題集」と「上記に挙げた問題集3冊」を繰り返し解くだけで、相当力はつきます。わたしの場合、初めのころはPart3とPart4に苦手意識を持っていたのですが、いまでは、Part3とPart4の問題はほとんど聞き取れるようになりました。(←聞き取れるだけで、全問正解するとは限りませんが笑)

エラン
Part3とPart4は苦手な受験生が多い分、ライバルに差をつけるチャンスです!良質な問題をたくさん解けば、確実に点数は上がっていきます!

TOEIC対策本以外での「Part3、Part4」の学習法

Part3とPart4の対策で最も効率がよいのはやはり「公式問題集」と「信頼できる対策問題集」を解くことです。試験まで時間がない時や、TOEICの点数のみを上げたい時は、TOEIC専用の対策をすることが最も効率がよいです。

しかし、ある程度時間をかけてよいのであれば、英語の総合力を上げることで、Part3とPart4の対策ができます。

実際わたしは、英語学習のコンセプトとして「あれも、これも。」という事を掲げていて、英語学習に関わることはまず試してみようというスタンスで学習してきました。その中で、下記の学習方法は、特にPart3とPart4の学習としても非常に有効でした。

いわゆるネイティブスピーカーの「生きた英語」に触れ続けると、TOEICのリスニング問題がとても簡単に思えてきます。

これらの学習法ついては、上記のリンクの記事で詳しく書きましたのでそちらを参考にして下さい。

まとめ

Part3,4は、リスニングセクションのなかでも、最も配点が高く、難易度が高いパートです。このパートを攻略することは、TOEICを攻略する上で、非常に重要です!

・攻略法としては、とにかく「公式問題集」と「信頼できる問題集」を何度も解く。

・先読み、言い換え問題など、Part3とPart4特有の問題の対策をしておく。

・普段から英語ニュースを聞いたり、海外ドラマを見たりすることも対策として有効です!

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