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句動詞を学習するのに最適な学習方法とは!?
私は、だいたい週に1回、ネイティブの英語の先生と1時間ほどのレッスンを行っています。その会話の中で、簡単な単語を使用した表現なのに、意味が分からなかったということが多々ありました。
それは、例えば、「get」、「give」、「take」などを使用した表現で、「get into」、「give in」、「take in」などの表現です。
これらの表現は「句動詞」といって、「動詞+副詞」または「動詞+前置詞」でひと固まりの動詞のような働きをするもので、ひと固まりで覚えていないと、動詞だけ知っていても意味が分からないというものです。
わたしの経験上、「句動詞」は学生時代に意識的に学ぶことはほとんどなかったため、「句動詞」の知識がまるまる欠落していることに気付きました。
「句動詞」の重要性
「句動詞」について、ネイティブの先生と相談したところ、これらはネイティブなら知っていて当然の表現で、絶対に覚える必要があるというアドバイスをもらいました。ネイティブの先生に、ネイティブはどのように「句動詞」を覚えるのか、と聞いたところ、普通に生活していれば、自然と身に着く表現だ、という回答がありました。
「句動詞」の本を探しに行く
インターネットなどをみても、体系的にまとめてあるページがあまり見つかりませんでしたので、ネイティブの先生と書店に行き、一緒に良い本を探すことにしました。都内の大型店に行ったのですが、「句動詞」の本は数冊しかありませんでした。同時にamazonでも検索しましたが、同じ結論でした。
おすすめの「句動詞」の本はこれだ!
ネイティブの先生と私で、次の観点から最も良い本を探しました。
1.レイアウトが見やすい
2.情報が正しい
3.必要な「句動詞」を網羅している
その結果、次の本がそれらの観点に適しており、とてもよい本だという事が分かりました。
ネイティブの先生も、この本なら他の生徒にも勧めてみたいと言っていました。
本の内容について
最重要動詞として、「come」や「get」などの24個の基本的な動詞を取り上げ、それらを使用した「句動詞」を紹介しています。
本を見てもらえば分かるのですが、そのページがとても見やすく、下記のような構成になっています。
1ページ目 見開き左側;「句動詞」とその訳
1ページ目 見開き右側;「句動詞」を使用した短文とその訳
2ページ目 見開き左側;日本語の例文(会話文)
2ページ目 見開き右側;例文の英語訳(会話文)
という構成です。こればかりは実際に見てみないとお伝えしにくいのですが、レイアウトが見やすいため、句動詞全体を体系的に学習できます。
その他、重要語句、フレーズのトレーニングなど、「句動詞」を網羅的に掲載しております。ネイティブの先生曰く、これだけ覚えれば、「句動詞」については十分だろうと言っていました。逆に、これを覚えていないとまずい、確かに日本の教育からは、これらの表現が抜け落ちていますね、というようなことも言っていましたが…笑。
まとめ
わたしは、この本に出会うまで、「句動詞」というものをあまり体系的に理解していませんでした。しかし、ネイティブの先生が言うように、ネイティブなら当たり前のように知っている知識で、口語では確実に使用する表現ばかりです。
今現在、わたしもこの本を使用して学習中ですが、海外の映画やテレビドラマなどを見ていても、本当によく使用されていることに気付きました。「句動詞」の重要性に気付いた方は、この本をチェックしてみると良いかもしれません!