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【レビュー】ピクシーダストテクノロジーズの吸音パネル「iwasemi SQ-α」を書斎に設置!(落合陽一 Pixie Dust Technologies)

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書斎にデザイン性の高い吸音パネルを探して

書斎の壁を快適で洗練された空間に変えたいと思い、デザイン性と機能性を兼ね備えた吸音パネルを探していたところ、Pixie Dust Technologiesが手掛ける硬質吸音パネル「iwasemi SQ-α」を見つけました。

iwasemi SQ-α」は、数値で裏付けられた高い吸音性能が魅力です。さらに、カラーバリエーションが豊富で自由に枚数を組み合わせられる柔軟性により、どんな部屋でも合わせやすいのが特徴です。

マグネット仕様のため、取り付けや取り外しが非常に簡単で、模様替えや配置の変更も手軽に行えます。デザイン性と機能性を兼ね備えた「iwasemi SQ-α」は、理想の吸音パネルでした。

(Pixie Dust Technologiesより引用)

iwasemi SQ-α(ソフトグレイ)

Amazon iwasemi 公式サイト(全色)

落合陽一氏のピクシーダストテクノロジーズによる商品

ピクシーダストテクノロジーズとは

iwasemi SQ-α」は、落合陽一氏がCEOを務めるPixie Dust Technologiesが開発した製品です。同社は「デジタルネイチャー」の理念を具現化する大学発ベンチャーで、デジタルと物理世界をつなぐ革新的な技術を社会に提供しています。

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、Digitaly Rebalanced-世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、新たな均衡点へ導く原動力となることを目指す大学発ベンチャーです。デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装していくことで、その実現に寄与します。(公式サイトより引用)

以前、落合陽一氏のAdobe MAX基調講演に参加する機会がありました。(おそらく2017年頃)

その中で彼が語る「デジタルネイチャー」の理論に触れ、それが単なる概念にとどまらず、アート作品や商品として具体化されていることに感銘を受けた覚えがあります。コンセプトを実現させるのは難しいですが、この商品のように次々とリアルな「モノ」を作り出していることは素晴らしいと思っています。

(Pixie Dust Technologiesより引用)

iwasemiシリーズについて

「iwasemi」という商品名は松尾芭蕉が夏の立石寺で読んだ句「閑さや岩に染み入る蝉の声」に由来しているようです。日本で開発された吸音材に相応しい名称だと思います。

<iwasemi HX-a>

今回紹介する「iwasemi SQ-α」とは別の商品ですが「iwasemi HX-a」というガラスに貼れる吸音材は透明なのにも関わらず吸音できる商品ということで衝撃を受けた覚えがあります。

(Pixie Dust Technologiesより引用)

<iwasemi SQ-a>

今回購入した「iwasemi SQ-α」は硬質吸音パネルで、デザイン性の高さや塗装による多彩なカラー展開が特徴です。絶妙なゆるやかな曲線によるデザインも他にはなく細部にこだわりがみられました。

詳しい商品の説明は分かりやすくYouTube動画で紹介されていましたのでご覧ください。

iwasemi SQ-αが到着!開封レビュー

注文していた「iwasemi SQ-α」が届きました。

透明なビニールによるシンプルな包装です。

Pixie Dust Technologiesの「iwasemi SQ-α」というロゴがおしゃれです。「iwasemi」のロゴは反転させても「iwasemi」と読めます。素晴らしいロゴデザインだと思いました。

QRコードを読み取ると、Instruction Manualとして取扱説明書のPDFが読み込めます。

iwasemi SQ-αの特徴とデザインを詳しく解説

ビニール袋を開けて本体を詳しくみていきます。

中央部分に向かって、ゆるやかな起伏がみられます。ドーナツ状に細かい穴が開いています。

「「吸音」とは、空気の振動エネルギーを細かい穴で乱反射させ、熱エネルギーに変換することで音を抑える仕組みである」と認識しています。

この細かく空いた穴がその役割を担っていると思われます。

拡大すると、穴の他にも(おそらく塗装によって)表面がザラザラとしていることが分かりました。このザラザラした塗装面も吸音的に効果があると思われます。

iwasemi SQ-α」を横から見ると、表面が飛び出ていることが分かります。この飛び出たデザインによって、壁に貼り付けた時に奥行きができて洗練されたデザインに見えました。

裏面には、上下にマグネットが貼られています。このマグネットによって自由に壁に貼り付けてレイアウトすることができるという便利さがあります。

裏面の中央には「iwasemi」や「Pixie Dust Technologies, Inc」のロゴがありました。「60% RECYCLED PLASTIC」という表記もあり、環境配慮がみられます。そして、安心の「MADE IN JAPAN」ですね。

iwasemi SQ-αを書斎に設置しました

実際に「iwasemi SQ-α」を書斎の壁に貼ってみました。

書斎には背中合わせに2つのデスクがあり、それぞれに「Macbook Proとワイドモニター」と「デスクトップのMac+作業台」が置いてありますが、今回は「Macbook Proとワイドモニター」が置いてあるメインデスク側の壁に貼り付けました。

iwasemi SQ-α」を10枚を購入し、長方形にレイアウトして壁に設置しました。設置位置や必要枚数は、Amazonの商品ページに記載がありました。

1㎡は約0.62畳なので、6畳の部屋で約9.6㎡、10畳の部屋で約16.1㎡になります。そう考えると、この目安を基準にすると、とんでもなく多くの個数が必要になってしまうため、試しに10枚購入することにしました。床や天井の素材、家具などによっても吸音性能は変わるはずなので、自分の部屋の条件に合った枚数を選ぶとよいでしょう。

(Pixie Dust Technologiesより引用)

モノトーンの部屋にぴったりと馴染み、デザインの洗練さが空間全体を引き締めています。ホワイト寄りのモノトーンの部屋を目指しているのですが、ホワイトにして目立たなくするよりもグレーにしたほうが部屋が引き締まると思い「ソフトグレイ」を選びました。

※写真の転載禁止 –Unauthorized reproduction of photos is prohibited.

補足:デスクセットアップの詳細については下記記事で説明しています。

【2024年版】デスクセットアップ・使用機材リスト

「ソフトグレイ」ですが、光の当たり方や見る角度によって白っぽく見えたり、濃いグレーに見えたり変化があります。

隙間なくぴったりと配置できます。吸音性能は数値化できませんが、音楽を聴くときやビデオ会議をするときなに反射音が抑えられた感じがします。

iwasemi SQ-αの使い方ガイドとお手入れのコツ

取扱説明書がWeb上にありますので紹介します。マグネットによる取り付け方法やお手入れ方法などが詳しく記載されています。

(Pixie Dust Technologiesより引用)

iwasemi SQ-αの口コミと評判をチェック!

Amazonの公式サイトには好意的なレビューが多くありました。わたしも、購入した時にレビューと評価を確認してから購入しました。レビューをいくつか抜粋してみます。

家具を置いていない部屋での反響が気になっていたため設置しました。賃貸の壁紙クロスのため、マステと両面テープで貼り付けました。磁石の部分にしっかり貼り付けられるので今のところ落ちて来そうな感じはありません。反響が抑えられたように感じます。おしゃれな壁のワンポイントにもなって良い感じです。

オンライン講演や動画撮影の際、自身の背面に設置すると、スタジオで収録したかのような音質になります。

裏側がマグネットになっています。マグネットがつく壁もありますが、使用したい場所がマグネットがつく壁ではなかったためナノテープを使用し付けてみました。劇的な効果は感じにくいなと思いましたが、ないよりかは良いと思い使用を続けています。見た目がシンプルかつおしゃれなので気に入っています。

「直交する2壁面(L字)に設置」と書かれていましたが、2壁面にマグネットの壁って個人宅では難しいので、自宅でももうちょっと手軽に使えないかなと思っていました。スタンドにちょうど良いものを1つ持っていたものの1つでは足りないので、パネル2枚をマグネットで貼り合わせて自立させてみました。賑やかな子供たちの机周りに置くと良さそうです。磁石が強力なので電子機器などに近づけないように気を付けて活用します。

他にもレビューがありますので、気になる方はぜひご覧ください。(→Amazon公式サイトで評価をみる

iwasemi SQ-αのまとめと感想

iwasemi SQ-α」は、単なる吸音パネルにとどまらず、書斎を洗練された空間へと変えるアイテムでした。吸音性能の向上はもちろん、部屋の印象が大きく変わりました。

今回は、モノトーンを基調とした書斎に合わせて「ソフトグレイ」を選びましたが、多彩なカラーバリエーションが揃っているため、いつか気分転換に別の色に変えてみるのもよさそうです。マグネットで簡単に取り外しができる仕様も大きな魅力です。

Pixie Dust Technologiesはこの吸音パネル以外にも音響製品を手掛けており、今後の展開にも注目したいと思います!

iwasemi SQ-α(ソフトグレイ)

Amazon iwasemi 公式サイト(全色)

デスクセットアップの詳細について

デスクセットアップの詳細についての記事もあわせてご覧ください!当記事で取り上げた吸音材「iwasemi」も紹介しています!

エラン
書斎の壁が見違えるほどオシャレになりました!テレビ会議や音楽鑑賞など音響的にもばっちりです!

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リケログ / エラン理系専門職
理系の大学院卒業後、研究所で専門職として勤務。ビジネスマンとして多くの出張経験とシンガポール駐在経験あり。国際部門に所属し、語学(英語・中国語)を学習・活用中。現在、生活を豊かにするガジェット活用術、海外出張経験を活かした旅行術、効果的な語学の学習方法などをブログで発信しています。英検1級、TOEIC945点、中検2級、HSK6級