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スタディサプリTOEIC対策コース「実践問題集」をやってみた!(リーディング編)
今回の記事では「スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コース」のメイン講座のひとつである「実践問題集」を実際にやってみましたのでレビューしてみたいと思います。
前回の記事「実践問題集(リスニング編)」に引き続き、今回はパート5からパート7までのリスニングパートについてレビューします。
スタディサプリENGLISHでの「実践問題集」とは、いわゆるTOEICの模擬試験になります。
下記は「スタディサプリENGLISH TOEICL&Rテスト対策コース」の公式サイトから抜粋した文章です。
ここには「TOEIC公式問題集を作成しているスタッフによる厳選されたオリジナル演習問題」とあります。
TOEICの公式問題集を作成しているスタッフが問題を作成したというのは、にわかに信じられないくらい驚きました。スタディサプリENGLISHは民間企業のリクルート社のサービスにも関わらず、ほとんど公式問題集の問題のクオリティを確保しているということに等しいのだと考えられます。
そう考えると、今回体験してみる「実践問題集」の期待が高まります。
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スタディサプリENGLISHの「実践問題集」とは?
「スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コース」のメイン講座は、下記の画像にあるように「パーフェクト模試」「実践問題集Vol.1」「TEPPAN英単語」「パーフェクト講義・英文法編」の4つから構成されています。
今回紹介する「実践問題集 Vol.1」は、いわゆる「TOEICの模擬試験」になります。
TOEICの模擬試験として、パート1からパート7までの問題が、本番の試験と同じように200問用意されています。今回、実際に体験してみて、スマホやパソコンの画面で問題を解けるような様々な工夫がみられました。実際の試験はもちろん紙ベースで行われますので、スマホやパソコンで模擬試験を解くメリットもあればデメリットもありました。
次の章から、リーディングパートであるパート5~パート7まで具体的にレビューしていきます。(画面は「iphone6」を使用した場合の大きさです。)
パート5
パート5は全部で30問あります。スタディサプリの実践問題集では、すきま時間でも学習しやすいように10問ずつに分けて収録されていました。
下記が、パート5のメイン画面です。パート5は文法問題で空所を4つの選択肢から選ぶ問題ですので、スマホで学習しやすいパートです。下記の画面のように、問題と選択肢がすべてひとつの画面に収まっています。
上部には、カウントダウンのタイマーがあります。問題ごとに異なる制限時間が設定されているようです。このタイマーがとても早く感じ、問題を解いている時にかなり焦ります笑。ただ、タイマーはあくまでも目安で、この時間内に終了しなかったとしても不正解になるわけではありません。
下記の画面は、解答と解説です。解説はそれほど詳しくありませんが、簡潔に要点が記載されています。(詳しい解説は、別の関正生先生の講義がありますので、うまく使い分けるとよいでしょう。)
パート5のまとめ:
・パート5はクイズ感覚で解けるため、スマホで学習するのにぴったりのパートです。
・問題を解いた後、解答と解説がすぐに分かりますので、紙の問題集を解くよりも効率的に学習できました。
・画面のレイアウトも見やすく、とても学習しやすいパートでした。
パート6
パート6は4題の文章と合計16問の設問で構成されています。この「実践問題集」では、1題(設問4問)ずつ分かれて収録されています。
「実践問題集」でのパート6の画面構成は下記の画面のようになっています。
画面の上部に空欄を含む問題が掲載されています。そして、下部には「問題を解く」というボタンがあります。
下部の「問題を解く」というボタンを押すと、画面下半分に設問が表示されます。
設問が表示された状態でも、上部の文章はスクロールできますので、文章を読みながら設問に答えることができます。設問の画面を左右に移動させることで、次の問題を表示できます。
下記は、解答と解説の画面です。(1-4を間違えてしまいましたので×印がついています。笑)
解説は、比較的詳しいです。(下記の画面を参照ください。)左右に移動させることで、すべての設問の解答と解説を見ることができます。
左下の「問題文を確認」のボタンを押すと、問題文の英文と和訳を見ることができます。
パート6のまとめ:
・上部に文章、下部に設問という画面構成で、違和感なく問題を解くことができました。
・わたしはiphone6を利用しましたが、タブレットやパソコンなど画面が大きければ大きいほど問題は解きやすいと思います。(その分、どこでもコンパクトに学習できるという機動力は劣りますが…。見やすさと便利さとのトレードオフですね。)
・パート6の問題のクオリティや難易度は、本番の試験にかなり近いと感じました。
パート7
パート7は、シングルパッセージが29問、マルチパッセージが25問ある、リーディングパートの中でもメインのパートです。
「実践問題集」では、1つの文章ごとに分けて収録されています。こちらもすきま時間に取り組みやすいです。
下記は、ラインのようなチャット形式の問題です。こちらもパート6と同様に画面をスクロールすることで文章を読んでいきます。
下部の「問題を解く」のボタンを押すと、画面の下半分に設問と選択肢が現れます。問題文と設問を比較しながら解いていきます。
解答と解説の画面構成もパート6と同じです。下記のように、設問と選択肢の和訳と、簡潔な解説が記載されています。
左下の「問題文を確認」のボタンを押すと、英文と和訳を確認することができます。
ダブルパッセージやトリプルパッセージも同じ画面構成です。
下記の画面は、ダブルパッセージの問題ですが、画面を下の方にスクロールしていくと、2つ目の文章、3つ目の文章が掲載されています。
ダブルパッセージの解答と解説も同じですね。
パート7のまとめ:
・パート7は長文問題ですので、スマホの小さい画面で学習できるかどうか不安でした。
・スマホの画面でパート7の問題を解く感覚は、ちょうどスマホでCNNなどの海外ニュースを読んでいる感覚に近かったです。
・複数の文章を比較しながら解くマルチパッセージは、さすがに紙のテストより難易度が高いです。文章をいちどに比較して見ることができないからです。
・ただし、このスタディサプリのパート7に慣れれば、紙で解く本番の試験が簡単に思えるのではないでしょうか。負荷が高地トレーニングとして利用できます。
下記は、わたしが初めてスタディサプリでパート7を学習した時にツイートした内容です。移動中の電車の中で解いたのですが、意外にも解きやすかったのでその感動をツイートしています。
「スタディサプリTOEICコース」のパート7はこんな感じ。電車の中でも解きやすかった。https://t.co/8TNnvF1Bc0 pic.twitter.com/D89U4JL8so
— Eran 2017年8月24日
まとめ
・リスニングパートの問題のクオリティと難易度も本番にかなり近いと感じました。(本当に「TOEIC公式問題集を作成しているスタッフ」が作成しているのかもしれません。←まだ疑っています笑)
・気になるパート7ですが、思ったよりもスマホで学習しやすかったです。スマホで学習すると鉛筆も必要ありませんし、指一本で学習できますので、本当に気楽な気持ちで模試に取り組めます。電車やカフェで学習しても、何の持ち物も必要なくいつでも気軽に学習できます。
・スマホでパート7の長文を読んで感じたことは、TOEICの学習だけでなく、今後スマホで海外ニュースを読むための勉強にもなると思いました。
・現在は「実践問題集Vol.1」のみですが、問題は今後どんどん追加されるようです。そうなると市販の模擬試験を購入するよりもコストパフォーマンスが高くなりそうです。
・わたしは、この「実践問題集」をソファに寝ころんだまま解きました。紙の問題集ではさすがに机に座らないと学習できないと思います。寝ころんだまま解いたり、電車の中で解いたりと、「気楽に模試が解ける」というメリットはスタディサプリならではですね。
・「スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コース」は、今のところ7日間も無料体験ができます。百聞は一見に如かずですので、無料体験ではぜひ「実践問題集」も体験してみてください。
・無料体験申し込みや講座の詳細は、下記の公式へのリンクからできます。無料体験の申し込みは5分程度で完了し、申し込み終了後、すぐに無料で講座の視聴を開始できます。
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前編:リスニング編はこちらから
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