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「フレンズ（Friends）」のシーズン1を学習してみた
海外ドラマで英語学習をすれば、より実践的な英語を学べるのではないかと考え、有名な海外ドラマ「フレンズ（Friends）」を利用して学習を開始しました。
きっかけは、下記の書籍「海外ドラマDVD英語学習法 日本で、自宅で、一人で、ここまでできる! 南谷三世著」に触発されたことにあります。
もともと、海外ドラマは好きで、今までに多くの海外ドラマを視聴してきました。しかし、フレンズのような「シットコム」を見るのは初めてでした。今回、シーズン1（24エピソード）を視聴し終えましたので、感想をシェアしたいと思います。
どのメディアで視聴するか？
「フレンズ（Friends）」を視聴する簡単な方法は、下記の2通りがあります。
１．「Netflix」「
Hulu」などのオンライン動画サービスを利用する。
２．DVDやブルーレイを購入して視聴する。
１．「Netflix」「hulu」などのオンライン動画サービスを利用する。
オンライン動画サービスで有名な会社は「Netflix」や「Hulu」がありますが、どちらからでも「フレンズ（Friends）」を視聴することができます。
わたしは「Netflix」も「hulu」も両方契約していますので、どちらで見てもよいのですが、最近はもっぱら「Netflix」で視聴しています。理由は「Hulu」は偶数月と奇数月とで、見ることができるエピソードに制限がありますが、「Netflix」はその制限がなく、いつでも全てのエピソードも見ることができるからです。
※HuluもNetflixも番組内容は頻繫に更新されますので、最新情報は公式サイトからご確認下さい。
追記(2017年8月)：
Netflixでフレンズは配信停止になりました。詳しくは下記記事で確認ください。
【悲報】Netflixで海外ドラマ「フレンズ(Friends)」が見れなくなります！今後の視聴方法について【ネットフリックス】
追記(2017年9月)：
Netflixでフレンズの配信延長がきまりました！
２．DVDやブルーレイを購入して視聴する。
もちろんDVDからも「フレンズ（Friends）」を視聴することができます。
DVDはAmazonでとても安く売られています。DVDのメリットは、Wifiなどの電波が無いところ（飛行機の中とか）でも視聴できたり、エンコードすることで自分の好きなアプリ（字幕を表示できたり、10秒戻るボタンが付いている「speater」のようなアプリ）で視聴出来たりすることです。
電波を気にせずに視聴できるというのは、DVDの大きなメリットだと思います。
1エピソードあたり、何回見るか？
実際に、海外ドラマ「フレンズ（Friends）」のシーズン１（24エピソード）を見終えての感想です。「海外ドラマDVD英語学習法 日本で、自宅で、一人で、ここまでできる! 」の著者である南谷三世さんは「はしょる3段階」として、下記のように3回視聴することをおすすめしています。
南谷三世さんの「はしょる3段階」
１．英語音声・字幕なし
２．日本語音声・日本語字幕
３．英語音声・英語字幕
わたしは、3回見るのは非常に時間がかかってしまい、早々に挫折してしまう事を恐れ、まずは様子見として下記の2段階で視聴することにしました。
わたしの「最速2段階」
１．英語音声・日本語字幕
２．英語音声・英語字幕
本来なら、ネタばれ無しの、「英語音声・字幕なし」を最初に見るのが効果的だと思います。しかし、1エピソードあたり20分あり、3回見ると少なくとも1時間、一時停止しながら見ると1時間半はかかってしまいます。
まずは、「フレンズ（Friends）」がどのようなものか、自分に合うかどうか、見極めるために、上記の2段階で試してみました。
「フレンズ」は古いのか？
「フレンズ（Friends）」のシーズン１は1994年に放送されたドラマです。2016年現在から、22年前のドラマになります。22年前というと、今の大学4年生が生まれたあたりでしょうか。そう考えると確かに「古い」ドラマです。
わたしが実際に視聴する前は、この「古さ」がとても気になっていました。古いドラマだと、表現も古いし、何より感情移入できないのではないか？と。
しかし、それは杞憂でした。
実は、始めの1～3エピソードはあまり感情移入できませんでした。実際、シットコムの特徴である「ラフトラック（laugh track）」と呼ばれる観客の笑い声のウソ臭さが気になりながら視聴を進めていました。（わたしはシットコムの視聴は初めてだったので、慣れるのに時間がかかりました。）
しかし、エピソードが進むうちに、6人の登場人物のキャラも明確になり、どんどんハマっていきました。ほぼ毎日、深夜、1時間程度かけて視聴を進めていきました。
「フレンズ（Friends）」などのシットコムは、ほとんどが室内で展開されるドラマで、主に人間関係によって展開されるドラマです。
人間関係や人間の感情は普遍的なものであり、10年、20年ではほとんど変化しません(おそらく、100年単位～1000年単位でもほとんど変化しないのではないでしょう)。よってこのドラマに、「古さ」というものはあまり感じないことが分かりました。
ポケベルが登場したり、パソコンが旧型だったりという時代背景的な古さは若干ありますが、昔の生活様式を見るのも面白さの一部になっています。
「フレンズ（Friends）」を視聴するにあたって、南谷三世さんの書籍は必須！
もともと、「海外ドラマDVD英語学習法 日本で、自宅で、一人で、ここまでできる! 南谷三世著」に影響されて、フレンズを見始めました。
フレンズを見始めてから初めて彼女の書籍を読むとその内容の具体性に感動します。
これから「フレンズ（Friends）」を見始める方は、この書籍を一緒に見た方がよいです。詳細な学習方法が書かれており「フレンズ（Friends）」に限らず、海外ドラマで学習を進めるための指針になるでしょう。
わたしは、折に触れてこの書籍を読み返して自分の学習方法と照らし合わせています。
「フレンズ（Friends）」シーズン１（24エピソード）を見終えての感想
良かった点
・教科書では学びにくい、日常会話を学ぶことができる。特に、簡単な動詞で構成されている句動詞的な表現(put on, carry out)などが多く使われるので、口語表現を学べる。
・同じような言い回しが繰り返し出てくるので、よく使う言い回しを自然に覚えることができる。
・TOEICや英検の学習では「抜け落ちてしまう」英語の大事な部分を学習できる。（それは、何気ない日常会話であったり、ジョークであったり、恋愛話であったり、下ネタであったり。）
・アメリカンジョークが多用されており、アメリカ文化も同時に学ぶ（楽しむ）ことができる。（10秒に1回くらいジョークをはさんでくる感じｗ）
・6人のキャラクターが特徴付けられており、テンポの良い会話で構成されているので、飽きずに見続けられる。
・「フレンズ（Friends）」を見ている、ということでネイティブスピーカーの友人と会話が弾む。
・先日、何気なくアメリカのバラエティである「Saturday night Live(サタデーナイトライブ)」を見ていたら、レイチェル役のジェニファー・アニストンが出演して、フレンズのパロディをしていた。「フレンズ（Friends）」はアメリカ国民が全員知っているという前提で作られたパロディなので、自分もその背景を共有でき少しうれしかった。（まだシーズン１しか見てないけれども…）
課題点
・視聴にとにかく時間がかかる。「英語音声・字幕なし」を見ずに、文章も抜き出していない状態で、1エピソードあたり1時間程度かかっています。1シーズン見るのに24時間、10シーズン見るのに240時間(!!)かかります。
1日おきに1エピソード見るとして、10シーズン見終わるには、約1年半かかります。気長に続けていくしかありません。
・自分は海外ドラマを見て「学習」しているつもりだが、家族からみると「遊んでいる」ように思われて辛い（笑）。特に、あの「laugh track（笑い声）」がより、遊んでいる感を出してしまう（笑）。
・登場人物を全員ググってみたところ、みんな年を取っていて切ない…。
わたしの今後の学習方法について
現在、シーズン２の途中まで見ていますが、今後は下記のことにもトライしていきたいと思っています。
・最初に、「英語音声・字幕なし」で視聴する。
・気になった文章をストックしていく。
ただし、上記を行うと、各エピソードあたり1時間以上多く時間がかかるでしょう。全エピソード終えるのに5年くらいかかってしまうかもしれません。大げさに言えば、人生のある時間をフレンズに捧げる決意が必要です。英語以外の本業もありますので、時間の捻出は、悩ましいところです。
しかし、気になる文章を抜き出してストックすることは是非行いたいです。やはり、ただ見ているだけでは、記憶に残りにくいですし、実際に使えないです。
まとめ
まずは、気軽な気持ちで「フレンズ（Friends）」を見始てみることをお勧めします。
おそらく、最初のエピソード5くらいまではあまり感情移入できずに、面白さが分からないかもしれません。（これは、他の海外ドラマでも同じですが。）
しかし、見続けていくうちに、6人のキャラクターに感情移入し、とても面白く見続けることが出来ると思います。見続けることが習慣になってから、このドラマをどのように英語学習に活かしていくか考えればよいかと思います。
その際、南谷三世さんの書籍を始め、「フレンズ（Friends）」に関する様々なサイトがありますので、それらを見ながら学習していくと、効果的だと感じました。
わたしも、まだシーズン１を見終えた「フレンズ初心者」ですので、今後も視聴を続けてみて情報をアップデートしていきたいと思います。
その後、「フレンズ（Friends）」を全エピソード視聴しました！
その後、約１年かけて「フレンズ（Friends）」の全236エピソードを視聴し終えました。
途中の第6シーズン視聴完了時と、全シーズン視聴完了時に感想の記事を書いています。全シーズンを通して視聴してみて気づいたこと、学習方法の改善点などをまとめています。いずれもネタバレ無しですので、ぜひこちらの記事もご覧ください！
関連記事：フレンズの全シーズンを視聴終了した感想
→「フレンズ（Friends）」の全236エピソードを学習してみた！(ネタバレなし)
関連記事：フレンズのシーズン６まで学習した感想
→「フレンズ（Friends）」をシーズン６まで学習してみた！（ネタバレなし）
関連記事：フレンズのオフィシャルガイドについて
関連記事：海外ニュース（BBC／CNN）が格安で見れるようになりました！
タブレット、スマートフォン、パソコンなどの端末で英語学習をするにあたって、フレンズなどの海外ドラマの視聴と並んで、とてもおすすめの学習方法があります。
今まで日本国内から海外ニュース（BBCやCNN）をリアルタイムで視聴するには、スカパーやケーブルテレビに限られており、煩雑な手続きや高価な料金を払わざるを得ませんでいた。
しかし、2017年3月より、動画配信サービスの「Hulu」を利用することで月額1,026円(税込)（1日あたり約30円）という安さで、日本国内からBBCやCNNをリアルタイム（生放送）で視聴できるようになりました！
タブレット端末やスマートフォンを利用して「Hulu」でリアルタイムで海外ニュースを見る方法をシェアしましたので、合わせてご覧ください。
レビュー：Huluで海外ニュースを見る方法
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