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【英語多読】村上春樹の作品を英語で読んでみよう!【おすすめの勉強法】

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村上春樹の作品を英語で読んでみよう!

2017年10月5日日本時間の20時、ノーベル文学賞の発表がありました。残念ながら、村上春樹氏は今年も受賞する事は出来ませんでした。2017年のノーベル文学賞は日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏でした!

カズオ・イシグロ氏の書籍については(恥ずかしながら)まだ読んだことがありませんので、この機会に読んでみようと思います!

カズオ・イシグロ氏の代表作3選

2017年のノーベル文学賞において、村上春樹氏はイギリスのブックメーカー「Ladbrokes」の予想では、オッズは第3位と高位置についていました。

しかし、残念ながら2017年度のノーベル文学賞を受賞することにはなりませんでした。村上春樹氏本人には迷惑な話でしょうが、また来年を待ちたいと思います!


わたしは、村上春樹さんの作品は、日本語ではほとんど読了しています。英語学習を続ける機会に、大好きな村上春樹さんの作品の英語版を徐々に読んでいこうというプロジェクトをひとりで進めています。

今回の記事では、英語学習において、村上春樹さんの小説を英語版で読むという学習法が非常に勉強になると思いましたのでシェアしたいと思います。

村上春樹作品を英語で読みやすい理由

村上春樹さんの作品の英訳版は非常に読みやすいです。それにはいくつかの理由があると考えていますが、わたしは下記の3点にあると思います。

1.日本語で読了しているため、情景がイメージしやすい。

2.文体が英訳に適しているため、読みやすい。

3.具体的で詳細な描写が多いため、イメージしやすい。

以上の理由の他に、何といっても村上春樹さんの作品が魅力的で面白いため、英語版にも関わらずどんどん先へ読み進めたいという欲求がでてきます。そのため、英語で読んでいるという意識なくどんどん読み進めることができます。

まずは、絵本から読んでみよう!

わたしが一番最初に読んだ村上春樹さんの英語版の作品は、下記の絵本です。

邦題は「不思議な図書館」。英語版のタイトルは「The strange library」です。

こちらの書籍は、とても薄い本ですし内容も分かりやすいですので、英語の本を読むことに慣れていない方も、無理なく読み進めることができます。

しかし、いくら絵本といっても、英語初中級者にはなかなか難しい単語がたくさん出てきますので、ほどよい負荷がかかりとても勉強になります。内容も面白く、ハラハラ・ドキドキする展開ですので、非常に楽しく読み進めることができます。

つぎは、好きな作品から順に読んでいこう!

「The strange library(不思議な図書館)」を読み終えた後は、自分が気に入っている作品から読んでいくとよいでしょう。

わたしの場合は、英語版で下記のような順序で読み進めていきました。すでに日本語版を読了していましたので、スラスラと読み進めることができています。

洋書を読み続けるためには、自分が好きな作品から読むことがとても大切だと思います。そうすれば、無理なく洋書を読み続けられます。

村上春樹作品は他にもたくさんありますので、ぜひ、自分が気に入っている作品から読み始めてみてください!

日本語版と英語版を同時に読み進めよう!

わたしが村上春樹作品の英語版を読むに当たって、重要視したポイントがあります。

それは、「英語版」を読む際に「日本語版」を同時に読むことです。

英語版である程度(例えば1ページ)読んだら、次は日本語版でその該当ページを読んでいくという進め方です。

このような読み方をすることで、日本語版は英語版の答え合わせの役割になり、勝手な解釈や間違った解釈をしていないか、常に確かめながら読み進めることができます。

常に日本語版を参照することができますので、途中で文脈が分からなくなったりすることがなくなり、洋書を読むという負荷を減らすことができます。

例えば、読み始めでまだ慣れていないうちは、英語版を1ページ読んだら、すぐに日本語版で確認するというペースで読み進めていきます。そして、徐々に英語版に慣れてきたら、日本語版で確認するのは1章に付き1回から2回にするなど、レベルに応じた工夫をしています。

わたしが今まで、村上春樹作品の英語版と日本語版を読み進めた経験から言えば、彼の作品の英語版と日本語版は意訳はほとんどなく、正確に英語と日本語が1対1対応していました。

そういう意味で、まるで問題集の答え合わせをしているかのように読み進めることができ、非常に勉強になっています。

まずは、1冊読んでみよう!

洋書を読んだことがある方も、無い方も、この機会に村上春樹作品の英語版を読んでみることをおすすめします。村上春樹作品は海外で人気がとてもありますが、英語版を読むことでなぜこの作品が海外で人気があるのか理解する手助けになります。

村上春樹作品を英語で読むことは、「勉強のために英語を学習する」のではなく「実際に英語を使用する」という実践的な英語の使い方になります。中学校から英語を学習してきた日本人にとって、実際に英語を使用できる良いチャンスだと思います。

ぜひ、この機会に、英語版に挑戦してみてはいかがでしょうか。

追記:「Kindle」で読めば、分からない単語もすぐに調べられます!

別の記事でも書きましたが、わたしは「Kindle Paperwhite」を使用してKindle版を読んでいます。

「Kindle Paperwhite」のメリットはとても大きく、別の記事(→洋書の多読にはKindle Paperwhiteを使ってみよう!)でも書きましたのでぜひご覧ください。

簡単にメリットを列挙すると、下記のようになります。一度「Kindle Paperwhite」で読んだら、紙の本には戻れないくらい快適に読めます。(紙の本では洋書の多読をするのが困難なくらい便利です。)

・タップひとつで和訳が表示される!

・Word Wise機能で、洋書でも読みやすい!

・用途が限定されており、集中できる!

・Eインクが、目に優しい!

・恐ろしく電池の持ちが良い!

・非常に薄く、非常に軽い

特に洋書を読む上で、Kindleの最大の利点は、分からない単語をワンタップで調べることができることです。

洋書を読んでいる際、分からない単語が1ページにたくさん出てきたら、辞書で調べるだけでも嫌になってしまいます。かといって、重要な単語を分からないまま読む進めると、文脈が分からなくなってしまいます。紙の洋書を読むときは、どの程度の単語を辞書で調べていくか悩ましいところです。

Kindleなら、タップ1つで単語の意味を調べることができるため、分からない単語が多くあってもストレスなく意味を調べて読み進めることができます。洋書を読む際はぜひ「Kindle Paperwhite」を試してみてください!

関連記事:「Kindle Paperwhite」について

洋書の多読にはKindle Paperwhiteを使ってみよう!

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リケログ / エラン理系専門職
理系の大学院卒業後、研究所で専門職として勤務。ビジネスマンとして多くの出張経験とシンガポール駐在経験あり。国際部門に所属し、語学(英語・中国語)を学習・活用中。現在、生活を豊かにするガジェット活用術、海外出張経験を活かした旅行術、効果的な語学の学習方法などをブログで発信しています。英検1級、TOEIC945点、中検2級、HSK6級