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Ulanzi カメラ用冷却ファンを購入した理由
私は、SONYのコンパクトデジタルカメラ「ZV-1」を、パソコンのモニターの上に固定して、テレビ会議のWEBカメラとして使っています。
USBケーブルで給電できるため、理論的には何時間でも使用できるのですが、夏になり部屋の温度が上がってくると、頻繁に停止してしまうようになりました。
実際に「ZV-1」を触ってみると、発熱して熱くなっています。
なんとかしてカメラを冷却する手段はないかとネットで調べたところ、カメラに装着する外付けのファンが有効であることが分かりました。いくつかのメーカーが外付けファンを販売していましたが、「Ulanzi カメラ用冷却ファン」を購入しました。
なぜなら「Ulanzi」は、カメラの三脚やリグなどで有名なブランドで、わたしも実際にUlanziの三脚やリグを使っていて信頼がおけるブランドだったからです。
Ulanziの公式サイトにはブランドについて下記の説明があります。
2015年に設立されたUlanziは、カメラと撮影アクセサリーの設計と製造に特化した、一括提供型の写真撮影およびビデオ撮影ソリューションプロバイダーです。弊社は常に、ユーザー中心のアプローチで最高品質の製品を提供しようと努めてきました。
現在、弊社はUlanzi、VIJIM、FALCAMの3つのサブブランドを持っています。 弊社の製品は、三脚、照明、マイク、クイックリリースシステムなど、さまざまな写真撮影およびビデオ撮影アクセサリーをカバーしています。
(Ulanzi公式サイトより引用)
今回の記事では、実際に「Ulanzi カメラ用冷却ファン」を購入して使ってみた感想を、写真中心にレビューしていきます。
Ulanzi CA25「カメラ用冷却ファン」
Ulanzi カメラ用冷却ファンが届きました
ネットで購入してしばらくすると、さっそく「Ulanzi カメラ用冷却ファン」が届きました。正式名称は「Ulanzi CA25 Camera Cooling Fan」とあります。深センのブランドということだけあって、日本語表記はなく、英語と中国語のみの表記でした。
外箱には商品の写真とイラストが書かれていました。
Ulanzi カメラ用冷却ファンを開封していきます
外箱を開封すると、説明書と合格証が現れました。
同梱物をすべて取り出して並べてみました。
左から説明書、合格証、USBケーブル、カメラ用冷却ファン本体です。
本体の造りはしっかりとしていました。後ほど詳細を見ていきます。
USBケーブルはファン本体側がUSB-C、充電側がUSB-Aでした。
Ulanzi カメラ用冷却ファンを装着してみました
カメラ用冷却ファンの詳細をチェックして、実際に装着していきます。前面にはUlanziのロゴがあり、USB端子、電源ボタン、液晶パネルがあります。中央にはファンが見えます。
裏面にはスペックなどの文字が書かれており、カメラ固定用のスプリング全体が見えます。
WEBカメラとして使用しているカメラSONY「ZV-1」に取り付けてみます。液晶画面を開いた状態で取り付けます。
スプリングの力で、固定されました。
右側にある「ツメ」がカメラ本体に引っかかっていて、がっちりと固定されています。軽く振ってみても簡単には外れません。
カメラに対して十分な大きさのファンが取り付いていて、見た目からも冷却力がありそうに思えます。
カメラと比較しても比較的薄いので、取り付けた状態でも違和感は感じませんでした。(わたしは、三脚に固定してテレビ会議として使うので、そもそも厚みは気にしませんが)
USBケーブルをつなぐと、液晶ディスプレイが付きます。上部に風速、下部にカメラ温度が表示されます。
風速は液晶ディスプレイの下にあるボタンを押すことで切り替わります。0が停止、1が弱風、2が強風です。カメラの温度の正確性は分かりませんが、ファンを回し続けると温度が下がることは確認できました。
取扱説明書について
付属の取り扱い説明書を紹介します。
日本語による説明もありましたので、その部分のみ抜粋します。同梱物についての説明があります。
液晶ディスプレイの説明、取り付け方や使い方の説明がありました。
最後に注意事項が書かれていました。
Amazonのサイトには動画による分かりやすい説明もありました。
気になる評価や口コミは?
Amazonでは好意的なレビューが多くありました。わたしも、購入した時にレビューと評価を確認してから購入しました。
Amazonでの評価をいくつか抜粋してみます。
暑い季節はカメラで4K動画を撮っているとバッテリーを1本使い切る前にカメラの温度があがって撮影できなくなっていたが、このファンを使うとバッテリー2本目の途中まで撮影できた。効果があると思う。買ってよかった。
今年2月に購入した時は吸盤タイプでマスキングテープやエアゴムで固定しないと落ちてました。
でも効果は抜群、熱停止知らずでバッテリー切れかメモリーカードの容量不足まで止まりません。追加で3月に購入。スプリングタイプになっでした。これが大正解。液晶モニターをバリアングルで展開したところにジャストフィットです。スプリングでしっかり固定なので出かけ先に固定するための小道具を持っていくことなく、ストレスフリー。まだ効果を実感してない人は一度試してみることをオススメします。
熱暴走で動作が遅くなったり最悪の場合は電源が落ちることもあり悩んでいたので、こちら試してみました。ペルチェ等ではなくファン空冷ですが、しっかり冷えます。専用設計なので邪魔にならず、ピッタリでスタイリッシュです。音が少し気になりますが、まぁガチガチな撮影してるわけでもなく趣味程度なので、自分的には許容範囲です。
他にもレビューがありますので、気になる方はぜひご覧ください。(→Amazon公式サイトで評価をみる)
まとめ
「Ulanzi カメラ用冷却ファン」を実際に使ってみて下記の3点に満足しました。
- スプリングなので取り外しが簡単
- 液晶ディスプレイがあり操作が分かりやすい
- 使いながら充電できるのでバッテリーの心配がいらない
ファンということで、音が気になっていましたが、実際に使ってみるとパソコンのファンの音よりも小さい音でほとんど気になりませんでした。「アップグレード版(静音設計)」ということで、初代の製品から改良がされているのだと思います。
今のところ、「Ulanzi カメラ用冷却ファン」を装着してからカメラの温度が下がったおかげか、熱暴走で停止することが無くなりました。同じように自宅でWEBカメラとしてコンパクトデジタルカメラを使っている方におすすめできます!
仕様(スペック)
対応機種 | ソニー ZV-E1 / ZV-E10L / a7 IV / a7S III / A7C / FX30 / A6700、キヤノン R8 / R7 / R6 Mark II / R5 / 90D、フジフイルム XS10 / XT4 / X-H2S / X-S20 などのカメラと互換性があります。(Amazonより抜粋) |
サイズ | 12.1 x 10.9 x 3.2 cm |
質量 | 0.15 キログラム |
AUlanzi CA25「カメラ用冷却ファン」